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Malcolm Brock教授の特別講義① Welcome reception

924()101日の(火)の6日間、米国メリーランド州のJohns Hopkins大学より、胸部外科教授であり、順天堂大学消化器・低侵襲外科客員教授でいらっしゃるMalcolm Brock教授をお招きし、当大学学部生ならびに大学院生の英語力向上のための特別講義が開催されました。

シミュレーションセンターでの講義やイベントも開催されましたので、その様子を何回かに分けてレポートいたします。1回目は初日に行われたWelcome Receptionの様子お伝えいたします。

 

Welcome reception■ 2019.9.24 Tue 500 p.m.

 現在、当大学はBrock教授のご尽力のもと、Johns Hopkins大学との姉妹校締結に向けて準備を進めています。今回の一連の特別講義は、医学部6年次の海外ポリクリ希望者や将来的に海外で医療に従事することを希望する学生に、「Hopkins大学に留学したらどんな学びができるか」ということの理解を深めてもらうことにも目的の一つとして置かれています。

Welcome receptionでは、そのような海外留学を視野に入れている学生をはじめ、今回の特別講義に関わる順天堂大学のスタッフによって、Brock教授をお迎えするささやかなレセプションを行いました。

一般教育研究室浅野恵子教授による進行で開会し、Brock教授が熱烈なファンでいらっしゃるBaltimore Ravensの入場曲に合わせてシミュレーションセンターへ入場。拍手とクラッカーによって迎えられました。

  

 

浅野先生からBrock教授のプロファイルをご紹介いただき、Brock教授を順天堂へお招きした目的をご説明いただきました。Hopkins大学の教授ということで、緊張した空気の中、ご自身の自己紹介のためBrock教授にマイクをお渡しすると、先生はにこやかな表情で、「皆さん、どうもすみません。」流暢な日本語が返ってきて一気に会場に笑いが。Brock教授16歳のときに交換留学生として一年間来日されたご経験があり、その際、日本語を習得した経験を日本語でお話しくださいました。また、現在外国語の習得が4か国目にあたるスペイン語を勉強中とのお話もあり、「どんどん話すことが大切。皆さんもわからないことは臆せず英語で質問してください。さあ、英語で話しましょう。」と英語でのやり取りをしやすい雰囲気にしてくださいました。とても気さくでユーモアあふれる先生でいらっしゃり、ジョークも交えながら学生からの質問に丁寧にお答えくださいました。

 

 

参加者の中でJhons Hopkins大学に短期留学の経験のある6年生の有賀希さんから、Jhons Hopkins大学でご自身が経験したかったこと、その中でできたこと、また留学の経費や宿泊先、病院外の生活について、「こんなところが大変、こんな助成が受けられる」など、今後後輩が留学する際に役立つ情報も併せてプレゼンテーションしていただきました。(この内容は翌日の25日に医学部の1年生に向けてEnglishの授業の中でレクチャーされました。)