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第19回医療体験キッズセミナーを開催いたします NEW Release!!

【フライヤー】第19回医療体験セミナーお待たせいたしました!小・中学生対象の医療体験セミナー開催が決定いたしました。順天堂大学病院の医師や看護師、医学部学生による指導のもと、楽しい医療体験のプログラムを用意しております。下記の開催詳細をよくお読みいただき、お申し込みください。

 

第19回医療体験キッズセミナー

 

日時  2025年11月29日(土) 13:30開始 17:00終了(予定)

会場  順天堂大学シミュレーションセンター(順天堂大学センチュリータワー南11階)

対象  小学4年生~中学3年生

定員  20名(お申し込みが多かった場合は抽選)

内容  診察、救急蘇生、採血、外科手技(縫合や電気メス)、VR手術・検査シミュレーション(予定)

申込み期間 10月31日(金) 12:00~11月6日(木)12:00厳守

申込み方法

・当日、体調不良等のやむを得ない事情がない限り、ご参加いただける方のお申し込みをお待ちしております。(学校行事等、ご確認の上お申し込みください。)

・申込み直後の受付完了メールはありません。

・申込み期間以外の個別のお申込みはお受けできませんのでご了承ください。

・ご兄弟でお申し込みの場合は、お一人ずつお申し込みください。また、抽選になった場合、結果によってはご兄弟で揃ってご参加いただけないこともありますので、あらかじめご了承ください。

 

・下記の申込みフォームよりお申し込みください。

 第19回医療体験セミナー申込みはこちらから(10/31 12時 OPEN)

 

注意

・参加可否(抽選結果)のご連絡は11月7日(金)~11月10日(月)にご登録いただいたメールアドレスにご連絡いたします。連絡がなかった場合は、お電話かメールにてご連絡をお願いいたします。

医療体験セミナー事務局(順天堂大学シミュレーションセンター)外線直通:03-5802-1742/Mail jmtsc@juntendo.ac.jp

・集合場所などの詳細は、参加者に改めてご連絡いたします。

・当日、37.5℃以上の発熱、または風邪症状のある方は欠席のご検討をいただけますようお願いいたします。

・欠席の場合は、開始時間までに直接シミュレーションセンターまでお電話にてご連絡ください。

・当日は動きやすい服装でご参加ください。

・飲み物は事務局でも用意いたしますが、念のためご持参ください。また、途中休憩の際にお菓子を提供する予定です。アレルギーのある方はご注意ください。(ご持参いただいても結構です。)

 

アクセス

下記よりMAPをご参照ください。

順天堂大学センチュリータワー

 

フライヤー

フライヤーはこちらから

 

 

ご不明な点は事務局までお問い合わせください。お申し込みをお待ちしております。

順天堂大学医療体験セミナー事務局(順天堂大学シミュレーションセンター内) 

電話:03-5802-1742 / Mail:jmtsc@juntendo.ac.jp

【当センター主催】第二回 順天堂学生外科手技選手権を開催します! NEW Release!!

第二回 順天堂学生外科手技選手権

なるか下剋上!意地を魅せるか王者の風格!
初の団体戦、チーム一丸となり、
力を合わせて掴み取れ!

 

前回大会が好評につき、第二回大会を開催する運びとなりました。
今回は3人一組による団体戦となります!
順天堂大学の学生の皆様、是非お誘いあわせの上、お気軽にお申し込みください。

 

開催要領

こちらは順天堂大学所属の学生向けのイベントとなります★

日時

2025/11/15(土)  受付・練習:9時30分〜/開会式:9時45分~

 

種目

①ラパロ 縫合1針 タイムトライアル

②ラパロ SASUKE タイムトライアル

③ロボット ペグトランスファーLV.1  タイムトライアル

 

ルール

ラパロ縫合

1)1人につき1針を行い、終了時のタイムを計測する。

器具、巻き方の選択については自由。

タイム計測開始はポートに鉗子を入れるタイミングから。また、タイム計測終了は針のついた糸を切断したタイミング。

・二重結紮、単結紮、単結紮の順に3回の結紮を行うこと。

2)チームメンバー3人分のタイムを合計して申請する。

3)ラパロ縫合の総合順位はチームの合計タイム順に順位を決める。

 

ラパロSASUKE

1)DryBOX内に用意されたタスクをクリアするまでのタイムを計測する。

2)タスクの内容について、3人で協力して完成させるものか、1人ずつ行うものかは当日までに発表予定。

3)ラパロSASUKEの総合順位はチームの合計タイム順に順位を決める。

 

ダヴィンチ(ペグトランスファー)

1)ペグトランスファーLv.1の1回のクリアタイムで競う。

2)3人がそれぞれ行い、合計タイムを申請する。

3)手技中のエラースコア1つにつき秒数が加算される(結果画面にて確認可能)。

4)ダヴィンチの総合順位はチームの合計タイム順に順位を決める。

 

申込み

1名様からでもお申込みが可能です(当日、即席でチーム編成を行わせていただきます)。

シミュレーションセンターカウンターにてスタッフまでお声掛けください。

または「学年、氏名、(3人揃っている場合はチーム名)」を記載の上、

jmtsc@juntendo.ac.jpまでお申込みください。

 

申込み締切

2025/11/13(水)17時

 

フライヤーはこちらからご覧ください

 

 

■総合優勝チームには景品を贈呈。

また、トロフィーにお名前が残ります!

■外科手技をみんなで楽しみながら取得することを目的としております。お気軽にご参加ください!

第18回医療体験セミナーを開催いたしました! NEW Release!!

8月2日(土)に第18回医療体験セミナーを開催いたしました。今回は第17回医療体験セミナーにご応募いただいた高校生が対象です。第17回のセミナーには非常に多くのお申し込みをいただきまして、事務局としては大変嬉しかったのですが、反対に多くの方にご参加いただけませんでした。「少しでも多くの高校生に体験してもらう機会を設けたい」とのセンター長の意向で追加開催となったのが今回の医療体験セミナーです。

産婦人科や外科手技を中心に5つのブースで7つの体験をしてもらいました。その様子をお伝えいたします。

 

 

 

Surgical SASUKE(腹腔鏡ブース)

腹腔鏡トレーニングボックスの中に楽しいグッズを入れて、ゲームのように鉗子(手術器具)のトレーニングをしようと考えられたのがSurgical SASUKEです。今回は「グラスタワー」「星通し」「ダイスの移動」の3種目に挑戦してもらいました。鉗子を上手に操作して行う必要があるのですが、参加者の皆さんはすぐに慣れて大変すばらしい結果でした。

 

分娩体験(産科ブース)

出産時に赤ちゃんを取り上げるトレーニングができるシミュレーターを使用して、普通分娩と鉗子分娩の2種類の分娩方法を体験をしました。赤ちゃんの頭が回旋しながら産道を通ってくる様子を学んだり、お母さんへ「頑張っていきんでください!」と声掛けしたり、リアルな分娩体験ができたと思います。鉗子分娩は特殊な分娩方法なので、それもよい経験になったと思います。

 

ロボット手術シミュレーション(VRシミュレーターブース)

「ダヴィンチ」というロボット支援手術機器のシミュレータを体験していただきました。指や手首の動きがそのまま手術器具に反映されるので、とても面白い操作感だったと思います。世界的に今後ロボット手術の時代になると言われていますので、この操作体験が良い経験となってもらえたら嬉しいです。

 

内視鏡シミュレーション(VRシミュレーターブース)

口から長いスコープを入れてお腹の中を検査していく胃カメラ検査の体験を内視鏡検査シミュレータで行いました。実際はスコープを片手で操作するのですが、重さがあるため慣れないうちは持つだけでも大変です。そんな中でも一生懸命に操作や観察をし、十二指腸の手前側に潰瘍を発見することができていました。

 

電気メス体験(手術室ブース)

電気メスで腫瘍を取り除く手術体験してもらいました。腫瘍を摘出するときは、腫瘍より少し外側に切り取るラインを決めて大きめに取り除きます。また、腫瘍の外側を焦がさないための電気メスの当て方や左手のピンセット(鑷子)で周辺部分をつかんでいる作業もとても大切です。その手順や大事なポイントを教えてもらいながら取り組みました。

 

採血・注射体験(手術室ブース)

自分の腕を駆血帯(ゴムのバンド)で縛り、血管が浮き出る様子を実際に見たり、腕を見ながらどの血管から採血するのかを教えてもらうことで、よりリアルに採血を学べたと思います。そのあと、シミュレーターで採血を行いましたが、上手に針を刺し、見事に採血することができていました。

 

交流タイム

医学部の学生と参加者の高校生の参加者が懇談する時間です。進路選択や受験勉強のモチベーション維持の相談をしたり、医学部の学生から授業や部活、私生活などの大学生活や順天堂大学を受験したきっかけなどの体験談を聞いたりしました。

 

■閉会式

Surgical SASUKE表彰

Surgical SASUKEは各種目が制限時間内にどのくらいの手技ができたかで得点され、その合計得点を競いました。上位1~3位には、福永哲センター長より賞品が贈られました。

 

 

 

ご参加のみなさん、長時間にわたり体験お疲れ様でした。

次回の開催予定につきましては、当センターWebサイト、順天堂大学公式LINE、よりお知らせいたしますので、よろしければぜひまたご参加ください。

 

 

ご協力ありがとうございました

福永哲先生(上部消化管外科教授/シミュレーションセンターセンター長)

丸山洋二郎先生、熊谷麻子先生(産婦人科)、那須元美先生(上部消化管外科)、村井勇太先生(下部消化管外科)、山本育子さん、青木朋子さん、藤盛鐘子さん、松本実華さん(看護部)、高橋友子さん(看護師/蘇生教育インストラクター)

企業協力:松永健志様(科研製薬株式会社)

本学学生:廣瀬凛さん(M4)、福田幸純さん(M3)、川上和湖さん(M1)、李昌熙さん(M1)

第17回医療体験セミナーを開催いたしました!

7月19日(土)に高校生23名を迎えて第17回医療体験セミナーを開催いたしました。今回は、文部科学省の科学研究費「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の助成を受けて開催いたしました。たくさんのお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。

プログラムは「多職種間連携の重要性を体感してもらうためのチーム医療」という大きなテーマを設定しました。体験してもらうのは救急室、または手術室の2領域のうちどちらかで、「救急室での一連の救命医療」と「手術室での一連の手術手技」をチームで協力して行い、それに必要な手技の習得も行う、という2段構成での実施です。

一連の流れで医療体験してもらうのは初めての試みでしたが、参加者の皆さんから満足度の高い評価をいただくことができました。セミナーの様子をお伝えいたします。

 

1.開会式

研究代表者の折田創先生より、「これからはさらに看護師さんや技師さんが現場でできる医療が増え、ますますチーム医療でのコミュニケーションが重要になってくる。医療シミュレーションの強みの一つは、症例を仮定してチームでトレーニングできること。実際だと失敗できないことも事前に皆で確認し合える。緊張感もあるが、それも含めて今日はその体験をしてほしい。」とのご挨拶がありました。

続いて、本日の手術室のシナリオである虫垂切除手術について、どんな症状でどのような治療法があるかの講義と、救急でのシナリオにある心肺停止の患者さんを前に救命するためにどのような心掛けでいるか、助かるタイムリミットや必ず行う手技について等の講義が行われました。

 

 

2.体験実習  救急室と手術室の2つに分かれて行いました。

■救急室

【初期対応・BLS・AED操作/救急救命士・医師】

【除細動/医師】

【ルート確保/看護師】

【気管挿管・挿管介助/医師・看護師】

 

 

■手術室

【術衣着用、滅菌手袋着脱、滅菌物の取り扱い】

【ルート確保】

【気管挿管・挿管介助】

【皮膚縫合】

【電気メス(ポート作成、腫瘍摘出)】

【VR手術(虫垂切除術)】

 

3.デモンストレーション見学/チーム作戦会議/練習タイム

 

 

4.コンペティション

1チーム6名で職種は3種。6つの役割のあるシナリオにてチームでの蘇生、または手術を行います。救急のシナリオは「心停止の人の一次救命、搬送、救急室での二次救命」。医師、看護師、救急救命士に分かれ、その中でも担当する役割を決めます。手術では「鎮静、麻酔導入からポート作成、VRでの切除、閉創」までの腹腔鏡下虫垂切除術を麻酔医、外科医、看護師(器械出し、外回り)に分かれて行いました。役割分担後は、1チーム15分の練習時間に流れを確認。声掛けや動きの練習もしながら本番を迎えます。

 

【手術室コンペティション】

 

【救急室コンペティション】

コンペティションは全員で見合いました。評価者の先生たちが見守る中、自分の役割を果たすために全員が一生懸命取り組んでおり、素晴らしいチーム医療を見ることができました。

 

5.閉会式

コンペティションの結果発表。評価項目に沿って採点された得点の高かったチームが発表されました。高い評価となったポイントは指示出しや復唱ができていたか、手技を完遂するためにお互いに協力していたかなどのチームワークでした。

 

また、救急室、手術室から1名ずつMVPが発表されました。お二人には感想をいただきましたが「医師になりたいと思います!」「参加して受験勉強へのモチベーションが上がりました。」との感想をいただきました。

 

 

長い時間のご参加、お疲れさまでした。この体験を通して医療に関心をもっていただき、今後の進路選択に生かしてただけましたら幸いです。

 

 

ご協力ありがとうございました

北出真理先生(産婦人科教授)、折田創先生(研究代表者/食道・胃外科)、村上圭祐先生、熊谷麻子先生(以上、産婦人科)

門田勝彦先生、間所俊介先生、小菅顕大先生、桑田力丸先生、津下詩帆先生、菅原悠斗先生、白柳由実先生(以上、救急科)

梅野佑紀さん(看護部1号館手術室)、増田望さん(看護部救急PCセンター)、藤盛鐘子さん(看護師/治験センター)

高橋友子さん(看護師/シミュレーションセンター)

高木政志さん(M6)、赤﨑惠子さん、永堀健太さん、西谷優那さん、伊藤由衣さん、二宮まりなさん、山梨真拓さん(以上、M4)、福田幸純さん、木村研さん、石井菜々子さん、六笠花保里さん(以上、M3)、林成龍さん、平山大徳さん(以上M2)

志水、三木田(事務局)

【第17回医療体験セミナー落選の方へ】第18回医療体験セミナー(追加開催)申込みのお知らせ

第17回医療体験セミナーへたくさんのお申し込みをいただきありがとうございました。

大変多くの方に熱心に参加希望をいただきましたため、残念ながら抽選から漏れた方を対象に、追加開催を行うことといたしました。

すでにメールでご案内しておりますが、下記の要項と注意事項をよく読み、参加を希望する方でまだメール返信されていない方は期日までにメール返信をお願いいたします。

★第17回医療体験セミナーに申し込んでいない方は、本セミナーにお申込みいただけませんのでご注意下さい。

 

追加開催要項

日時    8月2日(土) 9時40分受付開始、10時開会、13時終了(予定)

場所    順天堂大学シミュレーションセンター(センチュリータワー南11階)

対象    第17回医療体験セミナーへお申込みいただいた方で抽選に漏れた方のみ(高校1~3年生)

定員    20名(定員を上回った場合は抽選)

内容    外科、産科、臨床基本手技などの医療体験

申込方法  「第17回医療体験セミナー」当選結果のメールに返信する形で、参加を希望する内容をお送りください。

申込締切  7月13日(日) 17時厳守

結果の通知 7月15日(火)にメールにてご連絡いたします。

 

 

ご注意

・体調不良など、やむを得ない事情での欠席以外、必ず参加できる方のお申し込みをお待ちしております。

・ホームページでの開催報告や広報用に写真・動画の撮影を行う予定です。ご了承いただける方のご連絡をお待ちしています。

・第17回医療体験セミナーにお申込みいただかなかった方からの電話、メールでの申し込み依頼はお受けできませんのでご了承ください。

 

 

順天堂大学医療体験セミナー事務局(順天堂大学シミュレーションセンター内)

 

第17回医療体験セミナーを開催いたします

第17回医療体験セミナー開催のご案内

下記の要領で第17回順天堂大学医療体験セミナーを開催いたします。

今回は救急室・手術室でのチーム医療を行います。医師や看護師、救急救命士、臨床工学士、放射線技師など、多職種で連携して行うチーム医療では、患者さんを救うため、各々が自分の役割を果たして仕事をしています。確実な手技やコミュニケーション力などのスキルが必要となるとても重要な医療の一つです。「楽しい!かっこいい!魅力的な仕事だ!」と思っていただけるプログラムを用意いたしましたので、この体験を通して医療に関心を持つと共に、様々な医療職にも興味を持っていただけたら幸いです。

このセミナーは、日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」として科学研究費の助成を受けて行います。下記の申込要領をよく読み、ご同意いただけた方のお申込みをいただけますようお願いいたします。

 

申込み後、追加で当日の体験に関する希望調査をすることがあります。登録メールアドレスへメールにてお送りいたしますので、定期的にメールをご確認ください。(6/25追記)

■申込受付サイトは7月4日午前0時までの受付となっておりますが、当初よりお知らせしておりましたとおり、7月3日17時以降の受付は行いません。ご注意ください。(7/2追記)

 

第17回順天堂大学医療体験セミナー

「救急室・手術室での手技を学び、実践型チーム医療シミュレーションで患者さんを救おう」

 

日時 2025年7月19日(土)  13時10分受付開始/13時30分開始/17時30分終了

会場 順天堂大学シミュレーションセンター(順天堂大学センチュリータワー南11階)

集合 順天堂大学センチュリータワー1階受付前(案内係がおりますので、会場までの行き方をご案内いたします。)

対象 高校1~3年生

定員 24名(定員を上回った場合は抽選)

参加費 無料

 

内容 

※救急室の体験、または手術室の体験のいずれか一方をご体験いただきます。

救急室

【体験実習】①一時救命処置 ②ストレッチャー搬送、ベッド移動 ③点滴体験(ルート確保)

④気管挿管、抜管 ⑤二次救命処置(除細動体験を含む)

【まとめ】グループでチーム医療を行い、患者さんの命を救う(救命の一連の流れを行う)

 

■手術室

【体験実習】①手術着着用(ガウンテクニック) ②手術器械出し ③点滴体験(ルート確保)

④気管挿管 ⑤電気メス ⑥皮膚縫合 ⑦VR手術シミュレーション

【まとめ】グループでチーム医療を行い、手術を成功させる(手術の一連の流れを行う)

 

お申込み期間 2025年6月30日(月)10時 ~ 7月3日(木)17時

■申込受付サイトは7月4日午前0時までの受付となっておりますが、当初よりお知らせしておりましたとおり、7月3日17時以降の受付は行いません。ご注意ください。

 

結果連絡

・定員を上回った場合は厳正に抽選させていただきます。

・7月7日(月)までに、申込み時に登録したメールアドレスへ参加の可否をご連絡いたします。

・7月8日までにご連絡がない場合、事務局までお問い合わせください。

お申込み 

・以下の申込みフォームからお申込みください。

・救急室か手術室のどちらかの体験のみを選択してください。

※どちらも選択された場合はお申し込みを受理できませんのでご注意ください。

 

★申込みフォームはこちらから★  

6/30(月)10:00よりアクセスいただけます
7/3(木)17:00が締め切りです

 

フライヤーはこちらから

日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」プログラム一覧はこちらから

 

注意事項記

申込み後、追加で当日の体験に関する希望調査をすることがあります。登録メールアドレスへメールにてお送りいたしますので、定期的にメールをご確認ください。

■当日は体調を崩された方、37.5度以上の体温の方はご参加いただけません。欠席の場合は必ずシミュレーションセンターまでお電話でのご連絡をお願いいたします。

■当日のやむを得ない事情を除き、必ず参加できる方のお申込みをお待ちしております。

■本セミナーは研究報告や本学ホームページ、当センターホームページへの写真掲載を行いますので、掲載可能な方のお申込みをお待ちしております。

■報道関係者による取材が入る可能性もありますので、ご了承いただける方のお申し込みをお待ちしております。

■手術の解説の中で、血液や臓器の映像があります。苦手な方は申込みをご遠慮いただくか、視聴後に気分がすぐれない場合はスタッフまでお声掛けください。

■電気メスや点滴の体験をいたしますので、不慮の事故等に備え、災害保険に加入していただきます。加入手続きは事務局で、保険金の支払いは補助金にて行います。ご了承いただけますようお願いいたします。

■飲み物は事務局でも用意いたしますが、ご自身でもお持ちいただき適宜水分補給をお願いいたします。

■保護者の方が体験に同伴することはできませんが、離れた場所からご参観いただくことは可能です。

 

会場までの交通アクセス

順天堂大学メディカルテクノロジー・シミュレーションセンター

〒113-8421
東京都文京区本郷2丁目1番1号 順天堂大学センチュリータワー南11階

※当日は1階から会場まで学生がご案内いたします。

 

JR 御茶ノ水駅徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅徒歩7分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅徒歩9分

アクセスMAP

千葉ジェッツユースチームへ一次救命処置講習を行いました

5月12日にロックアイスベースにて、シミュレーションセンター蘇生教育インストラクターの高橋がB LEAGUEバスケットボールチームの千葉ジェッツふなばしに、CPRやAED操作法などの一次救命処置講習を行いました。当医院整形外科からの依頼で出張講習でした。

受講者はユースチームスタッフ12名。講義、演習の双方に非常に意欲的に参加していただきました。特に実技に対して積極的に取り組み、スポーツ現場における救命の意識の高さが感じられました。

 

 

千葉ジェッツふなばしのXでもご紹介いただきました!

X公式 ポストはこちらから

【マイクロサージェリーロボット報告】第68回日本形成外科学会総会・学術集会より

2025年4月16日(水)-18日(金)に都内で開催された第68回日本形成外科学会総会学術大会にて、マイクロサージェリー領域におけるロボット開発や運用の現在と今後の展望を視察してまいりました。簡単なレポートにて報告しております。下記よりご参照ください。(薬事承認前の機器も含まれますため、企業様より学内者の閲覧に限り許可を得ております。)

 

■マイクロサージェリーロボットSymani

→レポートはこちらから

【血管/腸管 縫合・吻合】トレーニング機器を配備いたしました

血管や腸管の縫合・吻合のトレーニング環境を整備いたしました。5月19日よりご利用いただけます。個人でのトレーニングのほか、医局内勉強会や若手研修会でもぜひご活用いただければと思います。

 

利用できる方

・医師

・研修医

・大学院生

・コメディカル

・学生さんのご利用も可能です。(皮膚縫いが十分できるようになってからご利用ください。)

 

利用方法

・シミュレーターが利用されていないときは、9:00-21:00の時間帯でいつでもご利用可能です。

初回は保管場所などやご利用の案内をしますので、ご予約ください。(内線:2813)

・予約受付時間は9:00-17:00です。

 

 

血管縫合・吻合・バイパストレーニング

■血管モデルと鋼製小物

・模擬血管(静脈モデル)、模擬静脈グラフト

・マイクロ持針器、鑷子、剪刀

・トレーニング用針糸 ナイロン非吸収糸 6-0、8-0

 

 

■シミュレーター

・バイパス手術シミュレーター(心拍動可能)

・高さを下げたり角度を変えたりすることで、心臓血管外科に限らずどの領域でもトレーニング可能です。

・端側、端々、側々各吻合、バイパス、シャント吻合

 

 

腸管縫合・吻合トレーニング

■トレーニング器具(鋼製小物と針糸)

・持針器、鑷子、鉗子、剪刀

・トレーニング用縫合糸 ナイロン非吸収糸 3-0、4-0、6-0

※今の時点でProleneなどのモノフィラメント糸、また両端針のご用意はありません。

※拡大鏡は各自ご持参ください。

 

■模擬腸管(3種類)

・端側、端々、側々各吻合をお好きな腸管で組み合わせてお使いください。

 

縫合吻合トレーニングフライヤーはこちらから

第一回 順天堂学生外科手技選手権を開催いたしました

5月12日(土)に第一回順天堂学生外科手技選手権を開催いたしました。今回は学年を問わず、11名のご参加をいただきました。

学生の皆さんには、ラパロ縫合、ラパロ折り鶴、ダヴィンチシミュレータの3種目を行い、総合優勝を目指していただきました。

真剣に手技に取り組む参加者の皆さんで会場は熱気に包まれ、今回のイベントを盛況に終えることができました。

 

開会式の様子

 

ラパロ縫合

2種類の部門別に行うタイムトライアルです。

こちらのタイムトライアル限定で参加をいただいた参加者もおり、非常に白熱した戦いが行われていました。

 

ラパロ折り鶴

ラパロで折り鶴を折り、そのタイムと完成度を競うタイムトライアルです。

かかった時間だけでなく完成した鶴の綺麗さも評価の対象となるため、時間だけでなく丁寧さが求められました。

こちらの折り鶴には学外からの飛び入り参加をいただきました。

 

ダヴィンチ(ジェットコースター)

ダヴィンチシミュレータを使用し、「ジェットコースター」と呼ばれるトレーニングモジュールにてタイムトライアルを行いました。

こちらもかかった時間だけでなく、手技の丁寧さで評価が変動するので、集中力を切らさず操作をする事が求められていました。

 

表彰式

 

総合優勝

栄えある第一回の総合優勝は、実力を見せつけた「木村研」さんでした!

優勝おめでとうございます!

 

ご参加のみなさん、長時間にわたりお疲れ様でした。

今回のイベントにご参加いただきありがとうございました。

ベッドサイドリハビリの新人研修会(リハビリ室)

4月に入職したリハビリテーション室スタッフへの研修会が4月30日(水)に当センターで行われました。今回の研修の目的は、ベッドサイドでインシデントを起こさないための注意点を学ぶこと。ベッドサイドリハビリの注意点について一つ一つ確認し、実際にベッドを使用して実習を行いました。その様子をご紹介します。

 

リハビリ室のスタッフはベッドのモーターを動かす前だけでもたくさんの注意すべきことがあります。患者さんに接する前に傷がないか、擦過傷が起きやすくなっていないか、コード類や輸液チューブ、尿バッグをベッドの柵に挟まない状態か、ナースコールのボタンやベッド上に患者さんの私物がないか…など。当然のことのように思われますが、実際に体が自由に動かせない状態の患者さんを前にすると、患者さんに負担がかからないようにすることに意識がいきやすく、前述の注意点を見落としてしまうこともあります。実習では、ギャッジアップするセラピストに対し、それ以外のスタッフ全員で注意点を確認してあげ、それを皆で繰り返し行うことで習得していました。

モーターの作動前の注意点についてレクチャーを受け、実際にチューブやコード、尿バッグの仕様を確認しています。

 

また、ミトンの装着方法や点滴、尿バルーン、尿バックの扱い方や管理、抑制帯の使用方法などの実習では、先輩スタッフが「現場で起きるリスク」についてリアルな例をたくさん挙げて説明し、それらのリスクに気を付けながら実習を行いました。実際に新人スタッフが実物をじっくり見たり触ったりすることがまだなかったそうで、物品を手にしながら入念に扱い方を確認していたのが印象的でした。

ナースコールボタンを握らせたままミトンを装着することもあるそうで、その練習も行っていました。

 

最後に離床の実習です。四肢が自由に動かせたり意識がない患者さんを動かすのとは違い、動かせないことに配慮しながら気持ちよくリハビリに臨んでもらうために、またセラピストの体の負担軽減になるような離床の仕方を一人一人が実際に行うことで体感します。思った体位で患者さんを起こせない、ギャッジアップの角度によっては患者さんに負担がかかる体勢になってしまう、などの課題が見つかるとそれに対して周りのスタッフが助言し、セラピストが改善していきます。その間にも血圧の管理や言葉がけ、ベッドモーターの作動、ベッドを汚さないこと…など様々な点に留意しており、医療行為に制限があるからこその大変さも見ていて感じました。

 

当センターでは様々な医療職への活用も進めています。ぜひまたご活用いただければ幸いです。

 

 

【当センター主催】第一回 順天堂学生外科手技選手権を開催します!

第一回 順天堂学生外科手技選手権

挑め、自分史上最高の一手!
ー ラパロ&ロボットの技、極めよ!ー
初代王者は、誰の手に

を開催いたします。

ぜひお誘いあわせの上、お気軽にお申し込みください。

 

【開催要領】

■日時

2025/5/10(土)  受付・練習:9時〜/開会式:9時30分~

■種目

①ラパロ 縫合1針 タイムトライアル
②ラパロ 折り鶴 タイムトライアル、評価
③ロボット ジェットコースターLV.1  タイムトライアル

 

■ルール

①ラパロ縫合
1)2部門からどちらか1方を選び挑戦し、1針終了時のタイムで競う。どちらの1位にも賞品アリ!

選択した部門の途中変更は不可。器具の選択については自由。

タイム計測開始はポートに鉗子を入れるタイミングから。また、タイム計測終了は針を外に出したタイミング。

・Cループ部門:「左、右、左」の3ループ。

・臨床手技部門:「3回の巻きつけ」。

2)3回まで審議が可能(3回やらなくても良い)。一番良いタイムを申請可能。

3)その上で、ラパロの総合順位は両部門一括でタイム順に順位を決める。(こちらは総合優勝で使用する)

※臨床手技部門はアドバンス系の手技の為、習っている子にはアドバンテージがあります。

 

②ラパロ折り鶴
1)1羽完成時のタイムで競う。器具の選択については自由。

2)1回のみの審議。

3)折り鶴の減点に関しては、「神の手チャレンジ(折り鶴選手権)」のルール通りとする。

 

③ダヴィンチ(ジェットコースター)
1)ジェットコースターLv.1の1回のクリアタイムで競う。

2)2回まで審議が可能(やらなくても良い)。一番良いタイムを申請可能。

3)手技中のエラースコア1つにつき秒数が加算される(結果画面にて確認可能)。
加算予定項目
・リングから手を放した回数 :1回につき10秒+
・鉗子がカメラ外に出た回数 :1回につき3秒+
・鉗子同士の接触回数    :1回につき3秒+

4)リングは1個ずつ運ぶこと。

 

■申込み
シミュレーションセンターカウンターにてスタッフまでお声掛けください。
または、学年、氏名、参加種目を記載の上、✉jmtsc@juntendo.ac.jp までお申込みください。

 

■申込み締切

2025/5/7(水)17時

 

■各種目優勝者と3種目の総合優勝者には豪華賞品を贈呈。
総合優勝者はトロフィーにお名前が残ります!

■得意種目のみ参加も可。速くなくても参加できます。みんなで外科手技を楽しみましょう。
総合優勝を目指す方は全種目にご参加ください。

 

第16回医療体験セミナーを開催いたしました 

3月1日(土)に第16回医療体験セミナーを開催いたしました。今回は高校1年生、2年生が対象で、産婦人科や救急科を中心に6つのブースで9つの体験を実施しました。真剣に手技に取り組む参加者の皆さんと熱意あふれる指導をする医師・看護師・医学生スタッフで会場は熱気に包まれ、セミナーを盛況に終えることができました。その様子をお伝えいたします。

 

 

SASUKE(腹腔鏡ブース)

腹腔鏡下で鉗子の練習を楽しく行うために考案されたゲーム型のトレーニングです。実際に婦人科の医師が考案し、医師や学生はSASUKEで楽しんで練習しています。今回は3種類のゲームをタイムレースで競ってもらいました。ゲームといっても初めての腹腔鏡体験ですので両手の協調操作が難しかったと思いますが、高得点を目指し、楽しんで行っていただけたと思います。

 

 

分娩体験(産科ブース)

妊婦さんのお腹と胎児の人形を使って実際にお産を取り上げる体験です。分娩体験の前に骨盤やお腹の中での胎児の成長の過程などについてのレクチャータイムがあり、知識を持った上でいよいよ分娩シミュレーションです。胎児を取り上げる方法を教えてもらい、「もう少しですよ!息を吸って!いきんでください!」など妊婦さんへの声かけも行いながら、無事出産できると自然と拍手が沸いていました。

 

 

 

腹腔鏡手術シミュレーション(VRシミュレーターブース)

VRで手術体験ができるシミュレーターで腹腔鏡手術を行いました。電気の通った手術器具を使って組織を切っていきます。切る部位が正しくないと出血もするため、熱を加えて止血するという方法を教えてもらいながら、切除・回収・洗浄・吸引までを行いました。今回は婦人科で行う症例を体験してもらいましたが、術後の回復が早く、痛みが少ない手術(低侵襲手術)として腹部の手術ではよく行われています。

 

 

ロボット手術シミュレーション(VRシミュレーターブース)

年々手術件数の多くなっているロボット手術。ダヴィンチというロボット支援手術機器のシミュレーターで縫合をする体験をしてもらいました。手で持っている感覚で縫っていくのですが、モニターを見ながら遠近感をつかまなければならないのが難しかったと思います。

 

 

電気メス体験(手術室ブース)

電気メスで腫瘍をくり抜く手技を体験してもらいました。電気メスで組織を切除するのはどういう原理で行われているのかについて解説があった後、腫瘍を摘出する手順を説明してもらいました。メスを持たない方の手で組織をしっかりと牽引することが大事とのこと。組織を焦がさないように、繊細に電気メスを扱い、腫瘍を摘出することができていました。

 

 

採血・注射体験(手術室ブース)

注射を打たれたり採血をされたりした経験がある方が多く、身近な手技だったのではないでしょうか。駆血によって模擬皮膚から血管が浮き出てくる様子を見て触って確かめ、そこへ針を刺していきます。採血管に血液が入ってくると医療者になった気分になったのでは。皆さん、とても上手に針を刺すことができていました。

 

 

一次救命処置(救急蘇生ブース)

人が倒れていたらどのように対応するか、からレクチャーが始まり、正しい速さと深さでの胸骨圧迫と正しい量のマスク換気ができるように練習しました。

 

 

二次救命処置(救急蘇生ブース)

一次救命の後、気管挿管、除細動、ルート確保、腹部エコー検査(FAST)の4つの手技に分かれて練習をします。その後の二次救命処置で担当する仕事になるなので、どういうどうしてこの処置を行うのか、役割の意味を伝えながら体験してもらいました。最後に搬送された患者さんの容態に合わせてアルゴリズム通りに救命を行いました。どのグループも各自の役割を果たせたので、無事患者さんを蘇生させることができました。

 

 

交流タイム

参加者の皆さんとグループのチューター役の学生が交流を深めるコーナーです。さっくばらんに進路や受験への悩みを相談したり、学生の受験経験談や大学生の生活の様子を聞いたりする歓談タイムでした。医師以外の医療系の道を目指していたり研究者を目指していたりする生徒さんもいましたが、生徒さん同士で共感し合ったり改めて医師を目指したいと思った、等の感想が聞かれ、有意義な時間になったことと思います。

 

 

閉会式

SASUKE表彰

3種目を制限時間内にどのくらいの手技ができたかで得点され、上位1~3位には賞品が贈られました。SASUKE担当の北出真理教授より表彰されました。

 

電気メス手技表彰

電気メスを使って腫瘍を摘出した際に、評価アプリを使用して点数を付けました。最高得点者が渡邉武大先生より発表され、賞品が贈られました。

 

認定証授与

 

 

北出副センター長と丸山洋二郎先生より閉会の挨拶

 

 

ご参加のみなさん、長時間にわたり体験お疲れ様でした。次回は夏に高校1~3年生を対象に開催予定です。当センターWebサイト、順天堂大学公式LINE、よりお知らせいたしますので、よろしければぜひまたご参加ください。

 

 

ご協力ありがとうございました

福永哲先生(上部消化管外科教授/シミュレーションセンターセンター長)、北出真理先生(産婦人科教授/シミュレーションセンター副センター長)、折田創先生(上部消化管外科/シミュレーションセンター副センター長)

那須元美先生、渡邉武大先生(上部消化管外科)、本庄薫平先生(下部消化管外科)、村上圭祐先生、吉田惠美子先生、丸山洋二郎先生、武内詩織先生、熊谷麻子先生、田中沙織先生、土屋葉菜子先生(産婦人科)、渡辺心先生、門田勝彦先生、桑田力丸先生、津下詩帆先生(救急科)、高橋友子さん(看護師/蘇生教育インストラクター)、来間一平さん(看護部B棟手術室)

企業協力:松永健志様(科研製薬株式会社)

個人協力:吉田莉菜様

本学学生:髙木政志さん(M5)、赤﨑惠子さん(M3)、伊藤唯衣さん(M3)、冨高真子さん(M3)、永堀健太さん(M3)、山﨑覇さん(M3)、山梨真拓さん(M3)、黒瀬隼吾さん(M2)、田中優希さん(M2)、福田幸純さん(M2)、池畑帆夏さん(M1)、尾之内菜々子さん(M1)、仲澤泉さん(M1)

【外科トレーニング】腹腔鏡下縫合・折り鶴タイムトライアルでにぎわっています

1月27日から1年生の本郷キャンパスでの授業が始まりました。初日からシミュレーションセンターに見学に来て、様々なシミュレーションを楽しんでいます。特筆すべきは、毎日外科トレーニングブースがにぎわってることです。当センターでは日ごろから外科に関心のある学生たちが自由に来室し、ラパロでの縫合トレーニングや鉗子で折り鶴を折るタイムトライアルを行っています。そこに1年生も加わって先輩たちの指導の下、屋根瓦式に外科トレーニングが行われるようになりました。始めは緊張しながらレクチャーを受けていましたが、さすが医学生です。すぐに縫合結紮ができるようになったり、ラパロで1羽折るために1時間以上かかっていた折り鶴が毎日折るうちに30分で折れるようになったりと、早速「外科手技はやればやっただけの力が身に着く」ことを実感しているようです。今は昼休みや放課後に来室し、友達同士でお互いにアドバイスし合ったり、できるようになった手技を喜び合ったりしながら楽しく練習に励んでいるようです。外科トレーニングを通して学年を超えた交流ができるのも良さかもしれません。

外科医が少なくなってきていることが課題となっているようですが、外科手技に触れる機会を通して、ぜひ外科領域に興味を持ってくれたら嬉しく思います。当センターでは、このような環境を提供していきたいと思います。

 

折り鶴は「先輩たちのように速く美しく折れるようになりたい!」と毎日励んでいます。

 

腹腔鏡下の縫合結紮トレーニングに関する研究を行っている2年生。データ取りのために依頼した被験者の学生も毎日のように来室しています。

 

器械縫合も先輩から教えてもらいました。

 

DaVinciシミュレーターも人気です!

 

担架搬送トレーニングを行っています(スポーツ医学塾)

本学は健康総合大学として、9つの医療・国際・スポーツの学部が設置されています。医学部、スポーツ健康科学部、保健医療学部など、複数学部の学生によってスポーツの試合や練習における診療・救助などを学んでいるのがスポーツ医学塾です。スポーツ医学塾では、当医院循環器内科の福島理文先生、整形外科斎田良知先生のご指導のもと、当センターにて定期的に担架搬送トレーニングを行っています。現在の主な活動はJリーグの試合に帯同(サイドラインメディカルチームとして)し、グラウンド上での怪我、脳振盪などでピッチ外に搬出が必要な場合に救助したり、観客の中で急変対応が必要な人が出た場合に担架を持って駆けつけたりする担架隊です。定期的に練習することでより迅速なチーム対応ができ、またこのトレーニングを受けると帯同する資格が得られるため、毎月開催され多くの学生が参加しています。

 

通常バックボードとスクープストレッチャーの両方をトレーニングしますが、スクープストレッチャーのトレーニングの様子をご紹介します。

ボードが割れるので、左右半身ずつ傾けてボードに載せます。声掛けをしながらタイミングを合わせます。

 

頭部の固定の様子。トレーニングを重ねるとこの対応もスムーズにできるようになっていました。

 

搬送まで素早い対応でした!

第16回医療体験セミナーを開催いたします

順天堂大学シミュレーションセンター主催 第16回医療体験セミナーを下記の日程で開催いたします。将来、医師や看護師を目指されている方、医療に関心のある方、楽しいシミュレーション体験をご用意してお待ちしております。今回は高校生を対象といたします。案内をする医学部学生と進路や受験、大学生生活などの聞きたいことを相談できる交流の時間もあります。セミナーを通してさらに医療へ興味をもっていただける機会ですので、是非ともご参加ください。

たくさんのお申込みをいただきありがとうございました。申し込みを締め切りました。(2/10月12:00)

第16回医療体験セミナー

日  時:2025年3月1日(土) 13時30分開始 17時終了(予定)  

場  所:順天堂大学シミュレーションセンター(順天堂大学センチュリータワー南11階)  

参加対象:高校1年生、2年生  

内  容:救急蘇生シミュレーション、産科分娩体験、SASUKE選手権(腹腔鏡)、VRシミュレーターによる手術体験、電気メス、採血・点滴体験、他(予定)

申込定員:20名  

参  加  費:無料

 

注意

※当日の体調不良等、やむを得ない理由でのご欠席以外は、必ずご参加いただける方のみお申込みください。

※当日はホームページ掲載用の写真撮影をいたします。掲載をご希望されない方は、申込みフォームのご要望欄にご記入ください。

 

■申込受付期間

2025年2月3日(月) 午後12時~2025年2月10日(月) 午後12時

※受付開始時間より前のお申込みは、申込みとして受理されませんので、ご了承ください。

 

  ■申込方法

下記申込フォームへアクセスいただき、必要事項を送信してください。

※お一人様一口でのお申込みでお願いいたします。

※送信後すぐの受付完了の返信はございませんのでご了承ください。

※参加の可否や詳細な連絡を2月12日(水)中に事務局よりお送りいたします。2月13日までに返信がない場合、入力間違いが考えられるため、お手数ですが事務局までご連絡ください。

 

医療体験セミナー申込フォーム   ←2月3日(月)12時から申込フォームへアクセス可能です

申し込みを締め切りました。(2/10月12:00)

 

フライヤーはこちらからご覧ください

 

ご不明な点がございましたら、医療体験セミナー事務局 03-5802-1742 までお問い合わせください。

たくさんのお申込みをお待ちしております。

第15回医療体験セミナーを開催いたしました

11月16日(土)にシミュレーションセンター主催、第15回順天堂大学医療体験キッズセミナーを開催いたしました。今回の対象は小学4年生~中学3年生です。天候にも恵まれ、元気な参加者が14名集まってくれました。今回は4ブース6種類の医療体験を用意いたしましたが、楽しんでいただけたのではないかと思います。

事後アンケートからは、「この体験を通して医療の道に進みたいと思った」という回答が多く寄せられ、子どもたちの夢や進路選択のお役に立てたことを嬉しく感じました。「3時間があっという間で楽しかった」「先生の大変さが改めてわかった」「医学部の学生さんと実際にお話できて、大学生活のイメージがもつことができた」などの感想から、多くの気づきを得てもらえたこと、満足いただけたことも大変良かったと思います。

セミナーの様子をご紹介します。

 

【開会式】

遠藤先生(小児科)の挨拶でスタート。その後、各体験ブースの説明が担当の医師・看護師からありました。参加者の皆さんは少し緊張気味でしたが、きらきらした目で説明を聞いていました。

 

 

【産科ブース】

■分娩体験

胎児を取り出すだけでなく、胎児がどのように旋回して子宮から出てくるかについても、自分の握りこぶしを赤ちゃんの頭に見立て、お母さんのお腹の中で旋回させてシミュレーションします。その後、自然分娩、鉗子を使った分娩の2種類を体験しました。

 

【腹腔鏡ブース】

■SASUKE(腹腔鏡鉗子トレーニングのためのゲーム)

今回は「星通し」「食事のセッティング」「貯金箱」の3種目に挑戦しました。各種目の成果で点数が付き、上位者には賞品が出ます。腹腔鏡用の鉗子操作は難しいのですが、北出副センター長から持ち方や操作のこつを教えていただき、楽しんで取り組んでいるうちに上手に使えるようになっていたと思います。

「星通し」と「テーブルセッティング」にチャレンジする様子

 

【注射ブース】

■新生児注射体験

今回が初となる、新生児の手の血管に針を刺す練習用の腕モデルを使って、注射・採血の体験をしました。遠藤先生(小児科)から赤ちゃんに注射をすることの難しさや、安全な刺し方などのレクチャーを受け、実際にチャレンジしました。

 

■成人注射体験

血管に針を刺す練習用の腕モデルを使って、注射・採血の体験をしました。駆血帯で腕を縛るところからスタート。おそらくほとんどの参加者が実際に採血の針を持つことが初めてだと思いますので、緊張していたと思います。山本先生(消化器内科)から丁寧かつ安全に針の持ち方や刺し方のレクチャーがあり、チャレンジしました。

 

【手術ブース】

■電気メス体験

電気メスを使って臓器から腫瘍(病気の部分)をくり抜く手術体験をしました。使用したのはコンニャク製の練習用模擬臓器で、実際にとても近い感触で練習することができます。腫瘍部分だけ切るのではなく、周囲1センチの部分にメスを入れて大きく焼き切ります。その手技のポイントや実際の手術でのお話を担当の伊藤先生(上部消化管外科)、村井先生(大腸・肛門外科)から聞きながら、上手に腫瘍を取り除いていました。

 

■縫合体験

医学生達が実際に使用している縫合パッドを使って、皮膚縫合の体験をしました。初めて持つ縫合の器具に緊張しながらも、針の持ち方や縫い方、糸の結び方など、縫合の基本を橋口先生(上部消化管外科)から聞きながら丁寧に縫合していました。

 

 

【閉会式】

北出副センター長から認定証が授与され、一人ずつ感想を発表してもらいました。楽しかったという感想をたくさんいただくことができました。

また、SASUKEの上位者には賞品が贈られました。

 

 

♦ご協力ありがとうございました♦

参加者

北出真理先生(シミュレーションセンター副センター長/産婦人科)、伊藤智彰先生(順天堂静岡病院外科教授)、遠藤周先生(小児科)、橋口忠典先生(食道・胃外科)、丸山洋二郎先生(順天堂練馬病院産婦人科)、村井勇太先生(大腸・肛門外科)、山本桃子先生(消化器内科)、福留由布さん(看護部看護教育課)

髙木政志さん(M5)、津村佳生さん(M5)、咲本瑞来さん(M5)、黒瀬隼さん(M2)、福田幸純さん(M2)、仲澤泉さん(M1)、濱口哲さん(M1)

Medical Interview Boot Campを開催いたしました

ジョンズ・ホプキンス大学、胸部外科Malcolm Brock教授の来日に際し、「Medical Interview Boot Camp」として10月23日・29日・30の三日間に渡り、特別講義を行っていただきました。

【10月23日(水)】

一日目は、海外における手術室内でのシミュレーショントレーニングを行っていただきました。

手術室内での立ち振る舞いや心構えなど、基礎の部分からご講義をいただきました。

 

 

【10月29日(火)】

二日目は、先生による直接のご指導の下、CVを学んでいただきました。

 

 

【10月30日(水)】

三日目は、先生による直接のご指導の下、縫合手技を学んでいただきました。

参加した学生たちにとって、かなり有意義な時間になりました。

 

 

 

「ジョンズホプキンス大学マルコム教授との懇談会」を開催しました

本学では毎年米国ジョンズ・ホプキンス大学よりマルコム・ブロック先生(胸部外科教授)をお招きし、学部学生の英語科の授業や大学院生へ海外でのプレゼンテーションの仕方の講義、医師向けには臨床・基礎の共同研究機関にてご講演などをいただいております。

マルコム教授が昨年来日した際に開催した「高校生との英語での懇親会」(医学部主催、当センター会場)はご参加いただいた学生さんに大変好評で盛り上がりました。「今年もぜひ日本の高校生に海外の文化や医学的な内容に触れてもらい、知見を豊かにしてほしい」との教授と本学との願いから、昨年に引き続き開催いたしました。今年は10月29日(火)、30日(水)の2日間にわたり、参加枠を全国に広げて募集したところ、定員を上回る申し込みがあり、抽選でのご案内となりました。日本語も堪能なマルコム教授は英語のレクチャーの中にときおり日本語の冗談を交え、笑いを誘いながら進めてくださいました。その熱くユーモアあふれる懇談会の様子の一部をご紹介いたします。

 

 

■自己紹介

海外では自己紹介が大切であり、出会ったときにいかに自分のことを相手にわかってもらえるかが重要です。セッションでは、自分のニックネームを考えること、英語での1分間セルフイントロダクションを用意することからスタート。トップバッターはマルコム教授でしたが、ご自身の生まれ故郷はバミューダ島であることや16歳で日本に留学に来たエピソードなどをお話されました。「セルフイントロダクションは簡単でわかりやすく、そして印象を持ってもらうことが大切」とアドバイスがありました。特にアメリカではスポーツの話が盛り上がるそうで、何のスポーツが好きか、どのチームを応援しているか、試合結果がどうだったか、などは日常的に会話に出てくるため、セルフイントロダクションでPRするのは印象付けるために効果的であるようです。生徒さんはセッション開始早々の緊張感の中でも堂々とセルフイントロダクションされていて、さらには多くの生徒さんがどういう目的とモチベーションでこのセッションに参加したかをPRしてくださり、その度胸と英語力が大変素晴らしいと冒頭から感心させられました。

 

 

■レクチャー(開催日によって多少の内容の変更がございます)

バミューダ島で生まれ育ったマルコム教授がどうして米国で医師になったのか、またその後の先生のご経歴から、マルコム教授が常に目標を持ち続け、高いマインドをキープし続けている方法などをお話くださいました。印象的なお話は「Short-term and long-term goals」をもち、何十年もの間の日課として自分に言い聞かせることの実践についてでした。「Whenever I have time, I look in the mirror and keep telling myself my goals.」

いつも持ち歩いているという目標のリストをポケットから出して学生さん一人ひとりに見せてくれました。

 

■質問コーナー

たくさんの質問が寄せられました。手術や研究に関する医療に対する質問のほか、「留学先になぜ日本を選んだのか」という質問などもあり、驚きの回答が。「目的はブルース・リーに会うこと!でも日本にはいなかった!」とブルースリーを日本人だと思い込んだ先生のお父様のエピソードをお話しくださいました。実際にブルース・リーの物真似をしてくださったり、とても大きなリアクションとジョークで説明してくださったりし、大いに楽しませてくださいました。

 

■参加した生徒さんの事後の感想より

「マルコム教授、お忙しい中、講演をしていただきありがとうございました。急速に進む世界の中で、自分が何をできるかをより深く考える必要があることを実感しました。IQで示されるような賢さは存在せず、賢いと言われる人とそうでない人の違いは、何があっても諦めない姿勢、つまり諦めずにいるための「burning desire」があるかどうかにあるというお話を、この時期に伺えたことは非常に貴重でした。これからは「be hungry」に毎日を過ごします。」

「本日は貴重なお話をして頂きありがとうございました。受験までの時間は減っていて焦る反面、本日の講義で学んだことをこれから生かしていきたいですし、マルコム先生のような素晴らしい医師になれるように努力をしたいです。改めまして本日は本当にありがとうございました。」

第15回医療体験キッズセミナー開催のお知らせ

ご好評につき、順天堂大学シミュレーションセンター主催 第15回順天堂大学医療体験セミナーを下記の通り開催いたします。

将来、医師や看護師を目指されている方、医療に関心のある方、また順天堂大学医学部にご興味のある方、楽しいシミュレーション体験をご用意してお待ちしておりますので、ぜひご参加ください。

今回は小学4年生~中学3年生までを対象に少人数での開催といたします。

下記要項をよくお読みいただき、お申込みください。

 

第15回順天堂大学医療体験セミナー

 

日時 2024年11月16日(土)  13時10分受付開始/13時30分開始/17時終了

会場 順天堂大学シミュレーションセンター(順天堂大学センチュリータワー南11階)

対象 小学4年生~中学3年生

定員 20名(申込多数の場合は抽選)

参加費 無料

内容 

腹腔鏡手術体験 ②電気メス体験 ③縫合体験

④注射体験(新生児・成人) ⑤分娩体験

フライヤーはこちらから

 

注意事項

■当日は37.5度以上の体温の方はご参加いただけません。欠席の場合はシミュレーションセンターまでお電話でのご連絡をお願いいたします。

■当日のやむを得ない事情を除き、必ず参加できる方のお申込みをお待ちしております。

■マスクの着用を推奨しておりますが、気温によって外していただいても結構です。

■本セミナーは研究報告やWebサイトへの写真掲載を行いますので、掲載可能な方のお申込みをお待ちしております。

■申込者が多数の場合には抽選にて、参加者を決定させていただきます。ご了承ください。

 

■当日は動きやすい服装でご参加ください。飲み物は事務局でも用意いたしますが、ご自身でもお持ちいただき適宜水分補給をお願いいたします。

■保護者の方が体験に同伴することはできませんが、離れた場所からご参観いただくことは可能です。

 

お申込み期間 2024年10月29日(火)昼12時 ~ 11月5日(火)昼12時

       ※申込者多数の場合は抽選となります。

お申込み

以下のURLからアクセスの上、お申込みください。(お申込み期間外に入力された情報は無効となりますのでご注意ください)

★申込フォーム★ 申込は締め切りました。

 

会場までの交通アクセス

順天堂大学メディカルテクノロジー・シミュレーションセンター

〒113-8421
東京都文京区本郷2丁目1番1号 順天堂大学センチュリータワー南11階

※当日は1階から会場まで学生がご案内いたします。

 

JR 御茶ノ水駅徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅徒歩7分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅徒歩9分

アクセスMAP