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産婦人科BSL(M4)

Class practice using simulation 6 (シミュレーターを使用した授業実践レポート)

 

【産婦人科BSL(M4)】 担当:竹田 純 先生

当センターで行われる産科のシミュレーション実習は、胎児の超音波スクリーニング検査シミュレーションと分娩シミュレーションの2種類です。今回は産婦人科竹田純先生による、産科シミュレーターSOPHIES MUMを使用した分娩シミュレーションの様子をご紹介します。

 

産科の実習は1回あたりの学生の人数が6~10名と多く、全員に3通りの分娩をさせるため、2時間通しでの実習時間中には何十回と分娩シミュレーションが行われます。その学生の手技すべてに先生は大変丁寧に評価と助言をされ、エネルギーをかけて指導されていらっしゃるのが印象的な実習です。手技の合間に概要解説や要点確認が行われ、学生が即時に手技へいかせるような流れになっています。

 

まずは陣痛開始以降の内診時の観点について、講義と実習が行われます。子宮口の開大度、子宮頸管の厚みや距離から展退度の判断方法、ステーションの捉え方、等の頸管の熟度についての確認です。ステーションのプラスマイナスゼロ位置を理解するため、実際にシミュレーターの膣内を内診し、坐骨棘の位置と感覚を確認します。竹田先生が一人一人にその位置を指南され、また恥骨や尾骨、腸骨の位置も確認することで全員が骨盤内と産道の構造を理解し、胎児がどこを通ってくるのかをわかりやすくイメージすることができます。

講義の様子                    内診指の確認

 

ステーションについて解説

 

順番に坐骨棘の位置を確認。竹田先生が内側から位置を指導されます。

 

 

その後、分娩のシミュレーションです。正常分娩と吸引分娩、鉗子分娩の3手法を全員が行います。

分娩時は、会陰保護などの母体の保護や降りてきた児頭の支え方などの医療行為の基本はもちろん大切ですが、何よりも重要なこととして竹田先生は、「妊婦さんへの声がけ」とおっしゃっています。いきみのタイミングや力を抜くタイミングについて、妊婦さんは事前に学習していることではありますが、分娩時に医師や助産師がそのタイミングを明るく声がけしたり、きちんと医療行為や状況を説明してあげたりすることで、精神的なサポーティブができる、それが大切とのこと。吸引分娩や鉗子分娩では妊婦さんが「自分の力だけで産めなかった」というある種の敗北感のようなマイナスなイメージを持たないようにすることが大事で、「少し分娩のサポートをしますが、あくまでもお母さんが主役ですので今まで通り頑張っていきんでいきましょう!」と声がけする重要さも教えていらっしゃいました。それらの声がけも含めて「分娩シミュレーション」であるため、実習では「声がけをする」ということを大変大切にしていらっしゃいます。

実習中、初めてお産を取り上げる学生は緊張しているので、妊婦さんにとって安心感のある声がけがなかなかできません。学生にその大切さを実感してもらうため、1回目のシミュレーションは必ず竹田先生が妊婦さん役をされ、故意に失敗例を提示され、場を和ませて緊張を解くようにされています。学生は徐々に硬さがとれ、妊婦さんの気持ちに寄り添った声掛けができるようになってきます。その域に到達するまで、竹田先生によって分娩のシナリオが都度変更されながら、複数のシチュエーションでシミュレーションされていました。

また、2時間の実習中は、先生も学生も大変エネルギッシュで笑いが絶えません。産科は当直が多く、ハードワークなイメージがありますが、それ以上に楽しくやりがいのある面がたくさんある分野であります。これから進路を選択していく学生には、とにかく「産科は楽しい!多くの出産に立ち会える産科医はやりがいのある仕事!」と実感してもらいたく、楽しく充実した実習となるように心がけていらっしゃるとのことでした。

竹田先生の教育への思いの込められた、臨場感のある産科シミュレーション実習に当センターをご活用いただいております。

 

分娩後の児頭や肩の支え方をレクチャー

 

通常分娩の様子。妊婦さんへの声がけのアドバイスもされ、まるで分娩室にいるようなシミュレーションが行われます。

 

吸引分娩の様子

 

 

鉗子分娩の指導の様子

【G1-消化器・外科一般授業レポート③】シミュレーションセンターオリエンテーション

■シミュレーションセンター・オリエンテーション  会場:南11階シミュレーションセンター

12月14日(月)1~4限にG1-消化器・外科一般授業の一環として、消化器・低侵襲外科によるシミュレーションセンターオリエンテーションが3年生を対象に行われました。授業として学部学生へオリエンテーションを行うのは初めてのことです。当センターでは医療トレーニングの環境を整え、学生にも利用を促す一方で、4年次の臨床実習で来室するまで、センター自体が学生にほとんど認識されていませんでした。低学年のうちから知ってもらい、活用してもらうことを目的に、今年度から3年次のカリキュラムに組み込んでいただき、下記のように当センターの利用方法のレクチャーやシミュレーション機器の体験を行いました。

 

1.シミュレーションセンターはどんなところ?

利用方法や利用時間、どのように活用できるのか等を消化器・低侵襲外科の山内先生より説明していただきました。初回機器使用時のみ17時までに来室し、スタッフより操作方法の説明を受けていただければ、以降、学部学生の方も21時までご利用いただくことができます。

 

 

2.シミュレーション機器の体験

グループに分かれ、次の3種類のシミュレーションを体験しました。

【VR腹腔鏡シミュレーション】

腹腔鏡下で「小腸の腹膜への癒着剥離」の手術モジュールを行いました。ポート内にカメラを入れると実際の手術のときのような映像にどよめきが。リアルな体腔内組織の感触を体験したり、バイポーラ―電気メスや超音波凝固切開装置などのエネルギーデバイスを使用した剥離手技など、実臨床に近いシミュレーションを行いました。

 

山内先生より操作方法のレクチャーがありました。

当日はMedVision㈱のご協力をいただきました。

 

【救急蘇生シミュレーション】

心静止の患者さんをCPRと除細動で蘇生させるシミュレーションを行いました。モニターで胸骨圧迫の深さがわかるので「正しい深さで押すと結構疲れる」「(圧迫の深さである5㎝が)思ったより深いことが分かった」との声も。ショックを掛けてシミュレーターが蘇生し人形の目が開くと、リアルさに驚きの歓声が上がっていました。

頴川先生による患者シミュレーターの解説の後、救命シミュレーションを行いました。

 

【VR内視鏡シミュレーション】

上部消化管内視鏡で食道→胃→十二指腸までを観察するシミュレーション。スコープや検査手順の解説を行った後、時間の許す限り一人ずつ検査体験をしました。スコープを食道に通すことが難しいのですが、挿入後に食道の壁が心臓の拍動で動いている様子や幽門前の潰瘍を発見すると、「すごい!リアル!」との声が聞かれました。

吉本先生による内視鏡検査とスコープの解説があり、実際に検査シミュレーションが行われました。

 

 

オリエンテーションを終えた学生数名に、今後当センターを利用したいかどうか聞いたところ、「あることは知っていたが、利用の仕方がわかったのでこれからは(機器を)使いに来ます。」「来てみたいと思っていたので、自由に来てよいのならいろいろやってみたい。」「試験前などに練習のために(積極的に)利用したい。」という感想をいただきました。

3年生に限らず、医学部学生は1年生からどなたでもご利用いただくことができます。また、利用に関してご不明な点はいつでもシミュレーションセンターまでお問い合わせください。

ご利用をお待ちしております。

 

協力:株式会社MedVision

 

 

 

 

【G1-消化器・外科一般授業レポート②】体腔内縫合実習(消化器・低侵襲外科)

■体腔内縫合実習(消化器・低侵襲外科授業) 会場:北11階実習フロア

12月14日(月)1~4限にG1消化器・外科一般の授業で、消化器・低侵襲外科による腹腔鏡下での縫合結紮実習が行われました。4年次からの臨床実習でスムーズ外科手技に取り組めるよう、3年次のうちから体腔内縫合の知識の習得と体験をしておくことを目的としています。

 

はじめに消化器・低侵襲外科教授の福永哲先生より、実際に外科の手術で行われている腹腔鏡や胸腔鏡での縫合結紮の練習を体験してもらうこと、今日は腹腔鏡で数種類の結紮をするが、けがをして縫うときと原理は同じなため、理解してほかの外科の縫合結紮に活かしてもらいたい、との話がありました。

 

その後、縫合結紮の手技解説ビデオで、針の持ち方や持つ位置、切開部に針を入れる角度等の基本事項から、男結び、女結び、外科結び等の結紮手技を学習し、いよいよ実習へ。

 

 

3人で1台のスーチャリングボックスを使用し、1人10分ずつ手技を行います。消化器・低侵襲外科の医師が巡回し、針の持ち方や左右の持ち替え等から指導にあたられていました。まずは男結び。それができた学生はスリップノットに進みます。「針はもっと湾曲している部分を持って。」「左の針の先端を持っておいて右で糸を動かす!」「ここ(ショートテール)が長いと後がやりやすいから長めに作っておいて。」など、学生一人一人に対し細やかで丁寧な指導がされました。

消化器・低侵襲外科の先生方による指導の様子

苦戦する学生さんに励ましの言葉もかけられていました。

 

当日はジョンソンエンドジョンソン㈱のご協力をいただきました。

 

学生同士がアドバイスし合いながら真剣に手技に取り組んでいます。

 

最後に福永先生より、「腹腔鏡でのスーチャリングセットがシミュレーションセンターに用意されているので、今後やりたい人はいつでも行ってトレーニングしてください。」とのアナウンスがありました。

当センターでは腹腔鏡下縫合結紮のためのドライボックスを常時13台用意しております。針糸も自由にお使いいただけますので、ぜひご活用ください。

 

協力:ジョンソンエンドジョンソン株式会社

【G1-消化器・外科一般授業レポート①】Johns Hopkins大学のオンライン授業

12月14日(月)1~4限にG1-消化器・外科一般の授業の一環として、消化器・低侵襲外科による外科授業が行われました。この授業は医学部3年生を対象に、外科手技の知識を習得し体験することを目的に

➀腹腔鏡下の縫合結紮手技について講義を受け、実際に体験を行う。

②外科トレーニングを行える施設であるシミュレーションセンターの利用方法を知り、実際に機器を体験する。

③Medical Universityの外科医より、海外で行われている外科手術について講義を受ける。

上記、3種類の内容をローテーションで行いました。

当センターとしては、積極的に外科手技のトレーニングに活用いただきたく、このたび「シミュレーションセンター・オリエンテーション」として消化器・低侵襲外科の授業へ組み込んでいただきました。その関係で同時に行った①~③の授業の様子をレポートいたします。まずは、③のオンライン授業からご覧ください。

 

Johns Hopkins大学とのオンライン授業「Lung Transplantation surgery:The Future is EVLP」 会場:北10階講義室

2限続きのオンライン授業。講師はJohns Hopkins大学胸部外科医で当大学消化器・低侵襲外科学研修室の客員教授であるMalcolm Brock先生と、同じくJohns Hopkins大学で進行性肺疾患や肺移植をご専門にご活用されているErrol Bush先生です。コーディネーターは消化器・低侵襲外科の折田先生にて行われました。

主にBush先生の肺移植の講義から開始予定でしたが、Bush先生によって行われていた肺移植手術が授業開始直前に終わったため、Brock先生が学生とオンライン上でやりとりすることから開始。Brock先生は日本に留学されたご経験があり、日本語が堪能でいらっしゃるので、「おはようございま~す!ちょっと聞こえにくです。ゴメンナサイ。」と流ちょうな日本語をお話になり、すべて英語で講義が行われることに緊張気味だった学生さんにも笑いが。アメリカにおける新型コロナウイルス感染症の最新状況についてお話いただきました。

数分後、Bush先生が駆けつけて合流され、肺移植についてご講義をいただきました。アメリカでの肺移植の状況やドナーの基準、移植当日のインプラント側の役割やドナー側の検査や輸送について等、貴重なお話をいただきました。またタイトルにもある通り、XVIVO肺灌流という体外肺灌流のシステムについて写真や映像を使った詳しい解説があり、最後にBrock先生より「Atelectasis(無気肺)」(肺がつぶれた状態で酸素レベルが低下する)について、肺移植手術を行う上で大切な医学用語との解説もいただきました。

スクリーン上、左上がBush先生、下がBrock先生です。

第1回縫合結紮講習会が開催されました

12月12日(土)に2020年第1回縫合結紮講習会(日本内視鏡外科学会後援講習会)がシミュレーションセンターにて開催されました。

コーディネーターは当センターのセンター長で消化器・低侵襲外科教授の福永哲先生、今回の講師は順天堂大学医学部附属浦安病院消化器・一般外科准教授の稲木紀幸先生と当センター副センター長で産婦人科教授の北出真理先生です。

例年は年に数回開催される順天堂大学での縫合結紮講習会ですが、今年は初の開催。外科手術手技の研鑽を積みたいという医師のため、受講者を少人数とし、できる限りの感染対策をして開催となりました。

セミナーは実技と講義が交互に行われ、実技の内容が講義でフィードバックされ、講義の内容をすぐに実技にいかすことができるプログラム構成となっています。実技では一人一人の受講者が、講師から丁寧な指導を受け、3時間にわたるセミナー中、大変熱心に手技訓練をされていました。

眼科BSL(M5)

Class practice using simulation 5 (シミュレーターを使用した授業実践レポート)

【眼科BSL(M5)】 担当:工藤 大介 先生

毎週水曜日の1限目は、先生の熱心なご講義の声と学生の笑い声がよく聞こえます。5年生を対象とする、眼科工藤大介先生による臨床実習です。3時間をかけ、じっくりと講義とシミュレーション実習が行われています。

 

工藤先生の講義は、学生のヒアリングから始まります。眼科を回っている期間、どんなことを学びたいか、どんな分野に興味があるかについて一人一人からじっくり聞き取られます。さらに、今後どんな方向で進んでいきたいか、進路相談にも応じていらっしゃり、それを併せ総合的に個々に応じたレポート課題を設定されます。例えば、小児科へ進みたい学生には、斜視などの小児の眼科分野の課題、自分には重症なドライアイがあり悩んでいるという学生には、ドライアイの診察・検査を実習させる、等です。

眼科の分野に限らず、国試や研修先病院の相談、人生相談等も行われることがあります。それに対しても先生の医師になられた経緯や、スポーツドクターや共同研究等、院外でのご経験も交えた興味深いアドバイスが丁寧にされていらっしゃるのが印象的でした。

講義の様子

 

その後、直像鏡と眼底シミュレーターを使った眼底検査シミュレーションとドライキットを使った白内障の手術シミュレーションの2種類の実習を行います。

眼底検査シミュレーションは、はじめに直像鏡の使い方を実習。屈折度数(ピント)の合わせ方、持ち方、検査の角度等がレクチャーされ、眼底シミュレーターで視神経や眼底を観察します。眼底シミュレーターには36症例が搭載されており、眼底から眼科疾患の診断をするのに大変有効的なトレーニングができます。直像鏡については、眼科以外の領域においても診断ツールとして大いに活用することができ、例えば総合診療科や救急科で視神経乳頭を見ることで、うっ血乳頭の観察から頭蓋内圧亢進の判断を行うことができたりするため、どの科に行くにしても臨床医であれば身につけておくべき技術であることを解説されていました。

眼底シミュレーション実習の様子

 

後半の白内障ドライラボ実習では、手術解説の動画を視聴した後、「机太郎ドライラボ」のトレーニングキットを用いて実技を行います。このキットはウェットで訓練をする前にCCC、核分割手技、IOL挿入、自己閉鎖創作製までを場所を選ばずに繰り返し行うことを目的に作られました。樹脂粘土でできた模擬水晶体を実際の手術器具で分割したり、回転させたりして白内障手術の手技を実体験しますが、学生は実際に眼球にメスを入れることで人眼を扱う緊張感や感覚も理解することができます。白内障手術の実習は1時間ほど行われますが、毎週、全員が最後まで夢中になって手技に取り組んでいます。工藤先生は一人一人の手技に対し、細やかに指導や評価をされます。ときには雑談を交えながら和やかに、且つ内容が大変充実したシミュレーション実習に、当センターをご活用いただいております。

白内障ドライラボ実習の様子

第9回医療体験セミナーを開催致しました

 

【開会式】

始めに、消化器・低侵襲外科の福永先生のご挨拶頂いた後、山内先生の進行でスタート!婦人科の北出先生には「SUSUKE」の操作をご説明頂きました。

 

ブース間の誘導は、グループにチューターとして入ったボランティアの医学部生が行いました。

 

SASUKEブース(婦人科腹腔鏡下鉗子ゲーム)

腹腔鏡下での鉗子手技を、ゲーム感覚でトレーニングできます。このSASUKEは、「医学生がお金をかけずに楽しんで鉗子トレーニングできるように」と北出先生をはじめとする婦人科の先生方により考案されました。

 

VRシミュレーター体験ブース

■腹腔鏡

腹腔鏡を使用した手術を、バーチャルで体験できるシミュレーターです。その基本となる鉗子やハサミ、カメラの操作トレーニングもできます。

内視鏡

胃カメラを胃や十二指腸に通し、バーチャルで検査ができるシミュレーターです。カメラを喉に通すことが難しく、無理に入れるとシミュレーターが咳き込んだり「痛い!」という声を出すので、そのリアルな感じに驚いている参加者も見られました。

 

【外科体験ブース】

■電気メス

コヴィディエン㈱製の電気メスを使用し、実際に食用のお肉を切開。メスの使用方法や左手の鑷子の操作方法をコヴィディエンジャパン社のスタッフの方にレクチャーいただきました。

外傷の縫合

針の持ち方や縫い方、糸の結び方など、縫合の基本を消化器・低侵襲外科の山内先生よりレクチャーいただきました。初めて持つ縫合の器具に緊張しながらも、先生の見本を見ながら丁寧に縫合していました。

 

蘇生体験ブース

心停止にプログラム化された患者さんを蘇生させる体験です。胸骨圧迫や換気、聴診、脈の確認など、消化器・低侵襲外科の福永先生と、MedVision社のスタッフの方にレクチャー頂き、一連の蘇生の流れを体験しました。

 

【閉会式】

福永先生よりご講評をいただいた後、各グループのチューターより一人一人に認定証が授与されました。また、北出先生よりSASUKEでスコアの上位者の発表があり、賞品が贈られました。

 

最後に、参加者の皆様には、一言ずつ感想をいただきました。

「実際に医師が行っていることが体験でき、今まで知らなかった細かいところまで見れて楽しかった」との声が多く聞かれました。また、他の参加者からは「実際に手術で使われているメスを使うことができ、今の技術に驚きました」「医療体験はもちろん、医学部の学生の方とお話しできて、とても貴重な体験ができました。より一層、医学部に行きたいという思いが強まりました」などの感想をいただき、大盛況に終わった第9回医療体験セミナーでした。

 

■■■ご参加、ご協力頂いた皆様、ありがとうございました■■■

主催:福永 哲先生(消化器・低侵襲外科教授 / 順天堂大学シミュレーションセンター長)

北出真理先生(婦人科教授)、山内卓先生(消化器・低侵襲外科)

須賀望さん(M5)、髙梨航輔さん(M5)、八木貴志さん(M5)

株式会社コヴィディエンジャパン、株式会社MedVision

 

臨床研修医の血管内治療トレーニング(アンギオグラフィシミュレーション)

当センターは臨床研修医の先生方にも臨床トレーニングに活用いただいており、先月より初期研修医の松井友紀先生がVRアンギオグラフィシミュレーターで血管内治療トレーニングをされています。来年度から心臓血管外科に入局されるため、カテーテルやワイヤー操作等のスキルを身に付けておきたいとのお考えで活用いただいています。

基本的なデバイス操作のご指導をいただくため、10月30日(金)17時より心臓血管外科森田照正先生によるパーソナルレクチャーが行われました。

使用したのは、アンギオシミュレーターの「胸部大動脈修復術(ステントグラフト留置)」、「腸骨動脈ステント留置術」の2種のモジュールです。

森田先生は実際に松井先生の手術シミュレーションを見ながら、デバイスの扱い方はもちろんのこと、手術の手順、術中の留意点、カテーテルやガイドワイヤーの挿入・留置の位置や抜き差しのタイミングをご指導。また、透視時間の短縮や造影剤の量の調整などもシミュレーションできるため、要所でそのアドバイスもされていました。

2時間にわたり行われたレクチャーは、臨床の緊張感をもった松井先生の真剣なトレーニングと森田先生の熱いご指導を拝見できた貴重な時間でした。

このようにVRシミュレーターでは、臨床ではなかなか時間をかけて行えない手術指導に活用いただくことが可能です。アンギオシミュレーターには、他にも循環器内科、脳神経外科、産婦人科の血管内治療モジュールが搭載されております。(詳細は、当センターまでお問い合わせください。)

臨床研修医の先生や新入局の先生方のトレーニングにぜひご利用いただければ幸いです。

  

 

 

第9回医療体験セミナーを開催いたします【申込受付を終了いたしました】

順天堂大学シミュレーションセンター主催 第9回医療体験セミナーを下記の通り開催いたします。

将来、医師や看護師を目指されている方、医療に関心のある方、また順天堂大学医学部にご興味のある方、楽しいシミュレーション体験をご用意してお待ちしておりますので、ぜひご参加ください。

コロナ禍での開催が難しく、楽しみにお待ちいただいた皆様には大変申し訳ございませんでした。まだまだ厳しい状況ではありますので、今回は高校生を対象に少人数での開催といたします。

下記要項をよくお読みいただき、ぜひご参加ください。

 

申込受付を終了いたしました。

たくさんのお申込みをありがとうございました!

       

日  時2020年11月14日(土) 14時開始 16時終了(予定)

場  所順天堂大学シミュレーションセンター(順天堂大学センチュリータワー南11階)

申込定員8名(先着順)

参加対象高校生

内  容救急蘇生体験、腹腔鏡体験、VRシミュレーターによる手術体験、電気メス体験、他

申込受付開始10月29日(木) 13時開始

申込受付終了:11月2日(月)  16時終了 

注意事項

※受付開始より前のお申込みはお受けできませんので、ご了承ください。

※当日の体調不良等、やむを得ない理由でのご欠席以外は、必ずご参加いただける方のみお申込みください。

※当日はホームページ掲載用の写真撮影をいたします。掲載をご希望されない方は、申込みフォームのご要望欄にご記入ください。

※定員に満たなかった場合は、やむを得ず中止となることがございますのでご了承ください。

 

COVID-19に関する注意事項

※当日は必ずマスクを着用してご来場ください。

※当日朝の検温の結果、37.5度以上の場合はご参加いただけません。

※感染防止のため、付き添いの方は会場外のガラス窓よりご見学いただくようになります。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況により、延期や中止の可能性がございますのでご了承ください。

 

申込方法下記申込フォームへアクセスいただき、必要事項を送信してください。

※お一人様一口でのお申込みをお願いいたします。

※送信後すぐには受付完了の返信はございませんのでご了承ください。参加の可否は11月2日(月)以降に事務局より登録いただいたメールアドレスへお送りいたします。3日以内に返信がない場合、入力間違いが考えられるため、お手数ですが事務局までご連絡ください。

 

⇒医療体験セミナー申込フォーム (受付開始日時より開設いたします)

⇒⇒ こちらからフライヤーがご覧になれます

 

 

ご不明な点がございましたら、医療体験セミナー事務局 03-5802-1742 までお問い合わせください。

皆様のお申込みをお待ちしております。

 

お問い合わせ先

順天堂大学メディカルテクノロジー&シミュレーションセンター内

医療体験セミナー事務局 03-5802-1742(直通)

アクセスMAP

AnatomageTABLE使用体験会を行いました

9月23日(水)、24日(木)、25日(金)にVR解剖台「AnatomageTABLE」の体験会を行いました。(株式会社京都科学賛助)

先立ってAnatomageTABLEを試用された当センターの福永哲センター長より、「教育だけでなく臨床でも活用の機会が十分にあるコンテンツ」とのご意見をいただき、今回は学内・院内の医師や教員が実際に使用し、その有用性についての感想を集めることを目的としています。株式会社京都科学様より3日間機器をお借りし、株式会社ケイズジャパン様より操作についてのご説明をいただきました。

3日間で計12回の説明会を行い、参加者は医師や看護師の他、基礎系の教員や研究員、技術者、臨床系のPT、ST、医療看護学部や保健看護学部の教員、また浦安、三島、練馬キャンパスからの参加もいただき、多種職間、複数の学部にわたりました。

本来、なかなか見えにくい部分を好きな角度で見ることができること、心臓や肺、腹部など局所の細部まで再現され見ることができること、などに関心が集まり、「どの程度見えるか」が評価の観点になっていたように見受けられました。基礎系の参加者からは「解剖実習の事前・事後の開設や実習中のデモ(実習の副教材)での活用」、臨床系の参加者からは「手術前のリハーサルやカンファレンスでの活用」には高い有用性が期待できるとの感想を多くいただきました。

導入の可否については今後検討されます。多くの講座、部署より「導入後はぜひ使用したい」との要望があったため、今回の体験会の結果も一助とし、前向きな検討をしていくことになります。

 

 

 

見たい箇所で切断でき、見たい角度に回転して2画面で観察が可能です。DICOMデータも読み込んで表示することが可能です。

 

 

血流をアニメーションで確認したり、知りたい脈管名や部位名称を表示させることも可能です。

 

 

男性・女性の全身標本を各2体ずつ、計4体分を搭載しています。ディスプレイは起こして使用することもできます。

VR解剖台「Anatomage TABLE」使用体験会のご案内

VR解剖テーブルの特別体験会を開催

 

検体同様の解剖学修が実現可能な、バーチャル解剖台の「アナトマージテーブル」。

観察が難しい組織も、高度なテクノロジーにより、細部まで自由自在に見ることができます。

最小0.2㎜までを再現した高解像度3Dを用いており、内部や裏側の局所構造の観察も可能です。

複数個所の切開・復元も指でのワンタッチ操作で行うことができ、回転・拡大・縮小も見たい通りに動かすことができます。

今回シミュレーションセンターでは、臨床・研究・教育への実用性の高さから、皆様にぜひ体験いただきたく使用体験会を開催いたします。

実際に体験いただいたご意見・ご感想から、今後の配備に向け検討する目的もあります。

ご興味がございましたら、ぜひ皆様お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

 

内容 販売元の京都科学㈱による操作説明、機器の体験

日程 9月23日(水)、24日(木)、25日(金) の3日間

時間 ①12時 ②13時 ③14時 ④15時 ⑤16時(個人参加の回)

①~④からご都合の良いお時間を選び、お申込みください

場所 シミュレーションセンター(センチュリータワー南11階)

 

申込方法

・講座・研究室・部署ごとのお申込みをお願いいたします。部署内にお声がけいただきぜひ皆様でご参加ください。

・電話、またはメールにてお申し込みください。

・各回の定員は15名程度です。

・個人で参加をご希望の場合は、上記⑤の時間、または①~④の開催時にご参加いただくことが可能です。その場合もお電話かメールにてお申し込みください。

 

申込み先

シミュレーションセンター  内線2813(担当:三木田) Mail:jmtsc@juntendo.ac.jp

 

体験会詳細はこちら

 

ご不明な点はシミュレーションセンターまでお問い合わせください。たくさんのご参加をお待ちしております。

 

VR内視鏡・気管支鏡シミュレーター新機器を配備いたします!!

9月8日(火)にVR内視鏡・気管支鏡シミュレーター AccuTouch (CAEヘルスケア社製)の新機器を配備いたします。

研修医の先生方や学生の皆さん、ぜひパーソナルトレーニングにご利用ください。

また、医師やコメディカルの皆様には、パーソナルトレーニングはもちろんのこと、医局内・部署内の勉強会や研修医・学生の教育にご活用いただけますと幸いです。

 

  

 

 

1.快適なトレーニングが可能

現在ご利用いただいている機器の新しいモデルとなりますが、操作方法は旧モデルと同様です。

旧モデルも継続で設置しておりますので、2台同時にご利用いただけます。人数の多いクルズスや研修は待ち時間を短縮できます。

VRでの触覚やリアリティが再現され、より実臨床に近いシミュレーションを提供しております。

 

 

2.トレーニングモジュール

検査トレーニングが主ですが、ERCPや上部消化管出血モジュール、大腸ポリペクトミー、EBUS-TBNAの生検モジュールもトレーニングいただくことができます。

モジュール一覧はこちら

 

 

3.ガデリウス・メディカル㈱による操作説明会を行います

内  容: 機器の立ち上げ方説明、アクセサリーの操作説明、モジュールの紹介

申込方法:講座ごとのお申込みとなります。各講座・部署にて参加希望者を募っていただき、ご都合のよろしいお時間をお申込みください。(所要時間は1時間程度)

申込先:シミュレーションセンター 内線2813

詳細はこちらをご覧ください

 

個人でご利用の方は、機器が空いていればいつでもご利用可能です。研修や授業でご利用の方は、電話にて予約をお願いいたします。

 

【ご予約・お問い合わせ】

メディカルテクノロジー・シミュレーションセンター  センチュリータワー南11階 (内線2813 / 外線直通03-5802-1742)

 

 

ホームページのサイトリニューアルをいたしました!

このたび当センターのホームページの内容をリニューアルいたしました。

大きくリニューアルしたところは次の4点です。

 

1.動画内容が外科手術トレーニングにリニューアル!

当センターでは、腹腔鏡のトレーニングボックスを多数用意しており、基本手技から手術トレーニングまで多くの方にご利用いただいております。また、VRのラパロシミュレーターでは臨床実習や手術のトレーニングにも活用されています。それらを用いたトレーニング風景がご覧いただけます。トップページの「動画を見る」よりご覧ください。

 

2.Recent Newsが見やすくなりました!

セミナー開催情報も含めた最新情報が見やすく、探しやすくなりました。医療体験セミナーの情報もBy Categoryの「医療体験セミナー」からまとめてご覧いただけますので、ぜひご利用ください。

 

3.新しいシミュレーターが確認できます!

シミュレーターやトレーニング機材が増え、「設備紹介」の内容を更新たしました。今後も機材が新しく導入される際は、こちらに掲載いたしますので随時ご確認ください。

 

4.セミナーや授業の内容を掲載いたしました!

「セミナー紹介」にて、当センターで定期的に行われている講習会や講演会の内容、医学部や国際教養学部の授業内容を掲載いたしました。シミュレーションセンターがどのように活用されているのか、またシミュレーターを活用した臨床実習について、紹介しております。

 

これからも当センターを活用していただけるような情報を掲載してまいりますので、引き続きチェックをお願いいたします。

閉室時間の変更について(6/8-7/10)

センチュリータワー改修工事作業のため、下記の期間は夜間利用時間を20時までといたします。

ご理解、ご協力の程をお願いいたします。

期間 : 6月8日(月)~7月10日(金)

 

※作業日程の変更により、上記期間を変更しています(4月20日)

タイからの医師による見学(ナラティワ大学、マヒドン大学)

2月19日(水)に総合診療科にてお迎えしているタイ、マヒドン大学、ならびにナラティワ大学の教授ら医師7名が大学、病院の見学の一環として、シミュレーションセンターを見学されました。

シミュレーションセンターが学生、医師のトレーニング施設として常時利用可能なことや、授業にて学生の教育に活用されていることを説明したほか、実際に行われていた眼科の学生臨床実習をご覧いただいたり、VRシミュレーターをはじめとする数種類のシミュレーションを体験したりしていただきました。

シミュレーター一つ一つの説明に対し、ご見学の先生方からは積極的にご質問をいただき、また大変ご興味をもってシミュレーションを体験いただきました。

 

 

第8回医療体験キッズセミナーを開催いたしました

2月8日(土)に第8回医療体験キッズセミナーを開催いたしました。今回は小学生、中学生29名が参加し、約3時間にわたり10種類の医療シミュレーションを体験しました。

それではセミナーの様子をレポートいたします。

 

【開会式】

福永哲シミュレーションセンター副センター長(消化器・低侵襲外科教授)の開会宣言でスタート。緊張気味の参加者でしたが、福永教授の「楽しい体験をたくさん用意しましたので、楽しんでいってください」との言葉に、少しずつ表情が和らいでいました。

体験内容について、各ブースの担当の医師・看護師から説明をしてもらいました。

その後、各グループのメンバーとグループ付きの案内役チューターの発表があり、いよいよ体験開始です。

 

 

【救急蘇生ブース】

■成人救急蘇生/気道管理

心停止した患者を心肺蘇生する体験です。聴診や脈の確認をした後、「心臓が止まっているので、助けてください!」との声に胸骨圧迫や換気、電気ショックの一連の流れを体験しました。「このお人形はロボットなの?」と興味津々にシミュレーターを触っている参加者もたくさん見られました。

 

 

■点滴

点滴用の腕モデルに実際の点滴針を刺し、点滴の針刺しを体験します。「難しそう」とはじめは緊張していましたが、看護師のていねいな指導により、皆上手に点滴を打つことができていました。

 

【腹腔鏡ブース】

■SASUKE(腹腔鏡下鉗子トレーニング)

腹腔鏡のトレーニングボックスの中に入っているボールやおもちゃを、鉗子でつかんで移動させるゲームSASUKE。タイムトライアル式で時間内にいくつ移動できたかを競います。今回は6種類のゲームにチャレンジしてもらいました。小中学生からいつも人気の高い医療体験です。

 

 

【手術手技ブース】

■縫合/縫合評価シミュレーター

傷口の縫合を体験。針の持ち方や糸の結び方などの縫合の基本のレクチャーを受けました。中学生はその応用として、できるようになった縫合を点数化するシミュレーションにチャレンジ。スコアが最も高かったグループには賞品が贈られました。

■縫合評価シミュレーター

 

 

■電気メス

実際に臨床で使用している電気メスを体験。今回も鶏肉を電気メスの熱で焼いて切る体験を行いました。「焦げてる匂いがする!」との声も聞かれましたが、先生方にその仕組みをわかりやすくレクチャーしてもらっていました。

 

 

【VRシミュレーターブース】

■VR内視鏡シミュレーター

胃カメラのVRシミュレーション体験です。カメラを食道ではなく気管に入れてしまいがちなため、咽頭のモデルを使って食道の位置を教えてもらうことからスタート。カメラが胃に到達すると感嘆の声が上がっていました。

 

■VR腹腔鏡シミュレーター

腹腔鏡下の手術を体験できるVRシミュレーターです。今回は小腸の一部を腸膜から剥離する手術を体験してもらいました。本来は一人で左右の器具を扱い手術をするのですが、小学校低学年の参加者は右左の鉗子やハサミを一つずつ担当し、ガイドのライン通りに丁寧に切っていました。

 

 

■VR血管内治療シミュレーター

血管にガイドワイヤーやカテーテルを入れて治療する血管内治療がトレーニングできるシミュレーターです。今回は頸動脈にステントを入れる手術を体験してもらいました。血管が狭くなっているところを造影剤で確認する体験も行われました。

 

【産科・小児科ブース】

■小児診察

小児科の先生になれる体験ブースです。今回は1歳前後の赤ちゃんを診察するシミュレーションを体験しました。小児科の先生から、普段の診察で気を付けていることや大人の診察との違いをレクチャーしてもらい、白衣を着て実際に診察開始。聴診器の扱いもなかなかカッコよくきまっています。

 

■胎児エコーシミュレーター

お母さんのお腹の中の赤ちゃんを診断するシミュレーションです。胎児モデルを見せながら「お腹の中に赤ちゃんがこういうふうに入っているって想像しながら写すんだよ」とコツを教えてもらい、「ここが心臓、ここが背骨、ここが脳だね」と一つずつ確認しながら診断シミュレーションを行っていました。

 

【閉会式】

まず、SASUKEの成績優秀者の発表と賞品の授与が行われました。受賞者から一言感想をもらいましたが、SASUKEはいろいろなゲームを体験できてとても楽しかった、との言葉をいただきました。

 

次に中学生のみの体験でしたが、縫合の評価シミュレーションの優秀グループに賞品が贈られました。江口君はなんとSASUKEと縫合のトライアルでダブル受賞でした。

 

福永教授から一人一人に認定証が贈られ、皆さんに感想を発表してもらいました。「めったにできない医療体験ができて楽しかった」「優しく教えてくれて嬉しかった」との感想をたくさんいただくことができ、スタッフ一同、大変嬉しく思います。

 

長い時間の体験、大変お疲れ様でした。ご興味がありましたら、またぜひご参加ください。

次回は高校生対象に5月23日(土)に開催予定です。詳細はホームページで案内しておりますのでご確認ください。

医療体験セミナー開催案内 2020年

 

 

■■■■■■ご協力ありがとうございました■■■■■■

主催:福永哲 順天堂大学シミュレーションセンター副センター長(消化器・低侵襲外科教授)

医師・看護師:北出真理先生(産婦人科教授)、丸山洋二郎先生、大科恭子先生(産婦人科)、折田創先生、頴川博芸先生(消化器・低侵襲外科)、伊藤智彰先生(静岡病院消化器外科)、内田浩一郎先生(アトピーセンター/肝胆膵外科)、遠藤周先生(小児科)、吉田志帆先生(小児外科)、栗間一平さん、島田みちるさん(看護部B棟手術室)、山田聡子さん(看護部1号館手術室)小林成美さん(看護部1号館12A病棟)、江藤千里さん(看護師/小児看護)

学生ボランティア:土屋葉菜子さん、矢澤茉里奈さん(M5)、須賀望さん、三澤佑太郎さん、鈴木未來さん(M4)、山本里彩さん、森岡敬一朗さん(M2)、須藤美月さん(I2)

企業協力:コヴィディエンジャパン株式会社、株式会社MedVision、株式会社京都科学

台湾からの医学生によるセンター見学

現在j-Megの学生さんが主催で、台湾からの医学生に当大学の医学部内を案内しています。

1月28日(火)に7名の医学生が当センターを見学し、1時間30分にわたりVRシミュレーターなどのいくつかのシミュレーションを体験しました。

台湾からの医学生はAMSM(アジア医学生連絡協議会)が提供する交換留学プログラムAMSEP(Asian Medical Students’ Exchange Program)を介して短期留学・見学を希望し、今回、AMSEPの日本会員である順天堂大学の医学生数名がコーディネーターとしてホスト役を引き受けられ、見学が実現しました。AMSEPの当センターの利用は今回が2回目となります。

留学生は明日31日まで順天堂大学・病院内の授業見学や診療見学等を行う予定とのことです。

 

 

 

シミュレーションセンターでは、ご見学も随時承っております。

スタッフがシミュレーターの案内をいたしますのでお気軽にお声がけください。

福永教授による個別指導/腹腔鏡下の縫合・結紮術

シミュレーションセンターは開室時間中は常時、個人トレーニングのご利用が可能です。

昨年秋より、シミュレーションセンターにて毎日欠かさず縫合の個人トレーニングを積んでいらっしゃる学生さんがいらっしゃいます。その熱心さに感心された消化器・低侵襲外科教授で当センター副センター長の福永教授が、縫合、結紮の手技の個人指導をされました。

学生さんは日頃からインターネット上の動画を参考にトレーニングしており、手技をやって見せることからスタート。その技術を教授がご覧になり、「縫合の基本は正確に鉗子や持針器が持てること、術中の姿勢も大切で常に脇を締めること、どの角度で器具を入れたらよいか、Cループと逆Cループの相関性」等、まずは基本をご指導いただいていました。

しばらく基本をトレーニングした後、応用としてオーバーラップ法、アンダーラップ法のご指導がありました。術技の特徴や使用症例の基本データはもちろんのこと、術中はどの位置に自分が立つとよいのか、持針器のどの部分を使えばよいか、糸が短くなったらどうすればよいか、等の先生ご自身の技術やご経験もレクチャーされていました。

また、学生さんからは、「毎日どんな練習を積めばよいか」という質問があり、教授は「動画を見ながら練習していることはよい」とおっしゃった上で、さらに「理論が大事なので疎かにしないこと、いろんな角度から縫うよりもまずは正面から正確に縫えること、小さいところを縫う練習をした方がいい」等、親身に回答されていらっしゃいました。

ご指導は1時間以上続き、最後に福永教授は「縫合は練習すればするほど上手くなるので、その調子で頑張って!」と背中を押されていらっしゃいました。

 

当センターにて縫合トレーニングする学生さんのうち、希望する方に対し、消化器・低侵襲外科の医師が縫合の個人指導を積極的に行ってくださっています。また、腹腔鏡のスーチャリングボックスが充実しておりますので、外科医を志す学生の皆さん、縫合ができるようになっておきたいとお考えの学生の皆さん、ぜひトレーニングにご来室ください。

第2回縫合結紮講習会が開催されました

2019年度2回目の開催となる日本内視鏡外科学会後援の第2回縫合結紮講習会が12月21日(土)にシミュレーションセンターにて行われました。

コーディネーターは順天堂大学消化器・低侵襲外科教授で当センター副センター長の福永哲先生です。講師として、四谷メディカルキューブの原料・糖尿病外科センターにてご活躍の関陽介先生、当大学産婦人科教授の北出真理先生をお招きして行われました。

 

北出先生、関先生による、縫合結紮、吻合等についての基本手技とその応用の講義があり、その後実習、そしてまた講義があり、実習…という実習中心の講習プログラムとなっています。

 

実習では、今回も受講者一人につき1台のボックスが用意され、講師の先生方によるハンズオンの丁寧な縫合のレクチャーがありました。

 

 

今回も遠方は京都府や愛知県など、全国各地の病院から18名の医師が参加され、熱心に講習を受けられていました。

 

協力:ジョンソンアンドジョンソン株式会社エチコン事業、株式会社MedVision

国際教養学部 医療英語を用いたFirst Aid実習

12月23日(月)3限に国際教養学部大野直子先生による、医療英語の授業がシミュレーションセンターにて行われました。英語によるFirst Aid実習です。3年生対象に行われたこの授業は、今年開催される東京オリンピック・パラリンピックにて外国人観光客が増加することに向け、「外国人が目の前で倒れたら、応急処置をすることになったら」ということを想定し、落ち着いて英語で対応ができるようになることが目的に行われました。

今回は主に救命の実習を行いましたが、実習の前に必要な医療英単語の確認が行われました。あらかじめ日本赤十字社から出ているBasic Life supportの動画にて医療英単語の事前学習をしており、全員で一つずつ確認。それをもとに実習が行われました。講師として、東京消防庁に内定した、大野ゼミ生で国際教養学部4年生の松濤さんをお招きし、BLSのご指導をいただきました。受講している学生にとって救命の手技は初めての経験ですが、同時に医療英語に変換して行うことは大変難しく、意識の確認や周囲への協力依頼などを英語で行う際は、グループのメンバー同士で確認しながら進められていました。