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第9回医療体験セミナーを開催致しました

 

【開会式】

始めに、消化器・低侵襲外科の福永先生のご挨拶頂いた後、山内先生の進行でスタート!婦人科の北出先生には「SUSUKE」の操作をご説明頂きました。

 

ブース間の誘導は、グループにチューターとして入ったボランティアの医学部生が行いました。

 

SASUKEブース(婦人科腹腔鏡下鉗子ゲーム)

腹腔鏡下での鉗子手技を、ゲーム感覚でトレーニングできます。このSASUKEは、「医学生がお金をかけずに楽しんで鉗子トレーニングできるように」と北出先生をはじめとする婦人科の先生方により考案されました。

 

VRシミュレーター体験ブース

■腹腔鏡

腹腔鏡を使用した手術を、バーチャルで体験できるシミュレーターです。その基本となる鉗子やハサミ、カメラの操作トレーニングもできます。

内視鏡

胃カメラを胃や十二指腸に通し、バーチャルで検査ができるシミュレーターです。カメラを喉に通すことが難しく、無理に入れるとシミュレーターが咳き込んだり「痛い!」という声を出すので、そのリアルな感じに驚いている参加者も見られました。

 

【外科体験ブース】

■電気メス

コヴィディエン㈱製の電気メスを使用し、実際に食用のお肉を切開。メスの使用方法や左手の鑷子の操作方法をコヴィディエンジャパン社のスタッフの方にレクチャーいただきました。

外傷の縫合

針の持ち方や縫い方、糸の結び方など、縫合の基本を消化器・低侵襲外科の山内先生よりレクチャーいただきました。初めて持つ縫合の器具に緊張しながらも、先生の見本を見ながら丁寧に縫合していました。

 

蘇生体験ブース

心停止にプログラム化された患者さんを蘇生させる体験です。胸骨圧迫や換気、聴診、脈の確認など、消化器・低侵襲外科の福永先生と、MedVision社のスタッフの方にレクチャー頂き、一連の蘇生の流れを体験しました。

 

【閉会式】

福永先生よりご講評をいただいた後、各グループのチューターより一人一人に認定証が授与されました。また、北出先生よりSASUKEでスコアの上位者の発表があり、賞品が贈られました。

 

最後に、参加者の皆様には、一言ずつ感想をいただきました。

「実際に医師が行っていることが体験でき、今まで知らなかった細かいところまで見れて楽しかった」との声が多く聞かれました。また、他の参加者からは「実際に手術で使われているメスを使うことができ、今の技術に驚きました」「医療体験はもちろん、医学部の学生の方とお話しできて、とても貴重な体験ができました。より一層、医学部に行きたいという思いが強まりました」などの感想をいただき、大盛況に終わった第9回医療体験セミナーでした。

 

■■■ご参加、ご協力頂いた皆様、ありがとうございました■■■

主催:福永 哲先生(消化器・低侵襲外科教授 / 順天堂大学シミュレーションセンター長)

北出真理先生(婦人科教授)、山内卓先生(消化器・低侵襲外科)

須賀望さん(M5)、髙梨航輔さん(M5)、八木貴志さん(M5)

株式会社コヴィディエンジャパン、株式会社MedVision