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第141回関東連合産婦人科学会ハンズオンセミナー

第141回関東連合産婦人科学会のプレコングレスの企画として、6月19日(土)にハンズオンセミナーがシミュレーションセンターを会場として行われました。

今回行われたのは、子宮鏡手術技術のスキルアップセミナー、腹腔鏡のスキルアップセミナー、鉗子分娩習得のためのセミナーの3分野のセミナーです。

 

 

子宮鏡手術技術スキルアップのためのハンズオンセミナー(午前開催)

軟性鏡ファイバーでの観察・処置ブース、硬性鏡での観察・処置ブース、硬性鏡での手術トレーニングブース、レゼクトスコープでの手術トレーニング(TCR)ブースの4ブースが用意され、全ての手技について体験します。どのブースでも講師より細やかなご指導があり、欧米では主流となっている最先端の子宮鏡手術機器を体験していました。

順天堂大学産婦人科教授齊藤寿一郎先生のごあいさつで開会されました。

 

講師の先生方による手技別の講義の様子。

 

 

各ブースでのトレーニングの様子。

 

【講師】

東京大学 平池修先生

丸山記念総合病院 丸山正統先生

聖マリアンナ医科大学 近藤春裕先生

 

腹腔鏡手術スキルアップのためのハンズオンセミナー(午後開催)

今回行われたハンズオンのタスク内容は、卵巣嚢腫摘出、尿管端々吻合、筋腫核出、膣断端縫合の4種類。タスクトレーニングの間に講義を挟んだ流れになっており、解説が即、実践に生かされていました。腹腔鏡下縫合結紮のほか、エネルギーデバイスを使用した剥離や切離の操作についても、そのコツやアドバイスが個別にて詳細にされていました。

 

順天堂大学産婦人科教授北出真理先生による腹腔鏡下筋腫核出術の解説とハンズオンレクチャー。

 

    

講師の先生による講義とハンズオンレクチャーの様子。

 

【講師】

東京女子医科大学 熊切順先生

メディカルトピア草加病院 小堀宏之先生

順天堂大学 村上圭祐先生、岡田由貴子先生

 

鉗子分娩習得のためのハンズオンセミナー(午後開催)

全体での講義の後、4グループに分かれて鉗子の操作や力加減、引き方をレクチャー。「明日から自分の病院でも鉗子分娩を!そう思ってもらえるようなセミナーにしたい」との講師の先生方の意気込みが感じられる、エネルギーのかけられた熱いご指導が印象的でした。

分娩モデルを用いた鉗子分娩ハンズオントレーニングの様子。

 

順天堂大学産婦人科竹田純先生による概要・手技についての講義。

 

講師:順天堂大学 牧野真太郎先生、竹田純先生、山本祐華先生、植木忠典先生、正岡駿先生