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2022年度第2回縫合結紮講習会が開催されました

2023年1月14日(土)に2022年度2回目の開催となる縫合結紮講習会が開催されました。この講習会は日本内視鏡外科学会後援で、学会技術認定の申請条件が加算されます。指導者は、コーディネーターが福永哲先生(食道・胃外科教授/シミュレーションセンターセンター長)、講師に北出真理先生(産婦人科教授/シミュレーションセンター副センター長)のほか、今回のゲスト講師として東邦大学医療センター佐倉病院より大城崇司先生をお招きし、大変豪華な顔ぶれとなりました。そのため、北は北海道、南は岐阜や愛知など遠方より若手医師を中心とした受講者が参加し、3時間半に及ぶトレーニングに励んでいました。

 

大城先生からは、針の持ち方やそのトレーニング方法の基本から、スリップノットやサージョンズノット等修正方法、さらにスリーブ手術がご専門でいらっしゃるため消化管吻合のトレーニング方法についても実演を含むご講義をいただき、実技指導いただきました。

北出先生からは、縫合結紮の応用として、連続縫合やインターロック縫合、ベースボール縫合を手術中の手技動画にてご紹介いただき、そのトレーニング方法もご指導いただきました。とにかく運針スピードが速く、受講された先生方はその実演を見るだけで「このスピードと正確性で手術に臨まなければ」というモチベーションになられたことと思います。

 

福永先生から開会のご挨拶と先生方のご紹介がありました。

 

はじめのタイム計測の様子。

 

大城先生と北出先生の講義の様子

 

トレーニングの様子。講師の先生方が手本を見せながら、細やかで熱意あるご指導をされていました。

 

講習最後のタイム計測。最初の計測タイムと比較して速くスムーズにできるようになった方が多かったようです。

 

2023年度は6月3日と12月16日に開催予定とのことです。日程が近くなりましたら協賛のジョンソン・エンド・ジョンソン㈱エチコン事業部様より周知されますので、ご希望の方はそちらへお問合せ下さい。

 

協賛:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、株式会社MedVision