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本学学生が日本救急医学会主催のBLS選手権に出場しました!

 

10月9日(月祝)に開催された日本救急医学会主催のBLS選手権に順天堂大学医学部より3チーム(15名)が出場しました。

コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったこの大会は医学部学生のみが出場でき、全国の救急医を目指す学生の憧れの大会であるとも言えると思います。各地区大会を勝ち抜いた上位チーム(関東地区は上位4チーム)が決勝大会に進むことができるというチーム戦のため、CPRの正確性だけでなく、チーム間でのコミュニケーション力やリーダーシップも大切な要素となります。本学学生も6月からBLSの学習と練習を開始し、3-4か月の間にCPRのシミュレーターで100%のスコアをいかに高確率で出せるかを切磋琢磨し、互いに声掛けや、助言、何度も作戦を練るなど、手技力はもちろんのこと、チーム力も高めていました。

 

練習風景

昼休みや授業後に部活やアルバイトまでのわずかな時間にも集まって練習していました。圧迫の速度を110回/分に体が覚えるよう、できるだけ毎日練習したり、速度を刻む練習を欠かしませんでした。

1人法の練習にもチームで助言や評価の声を掛け合い、速度と圧迫の深さを調整します。大会前にはスコアもチームワークもベストな状態に。

みんなで110回/分の速度で歩いて体に刻んでいました!

 

出場者は以下の学生です。

【学医研チーム】M5 岡田奈津美さん、M4 髙木政志さん、M2永堀健太さん、二宮まりなさん、金木夏輝さん

 

【1年Aチーム】M1 六笠花保里さん、石井菜々子さん、福田幸純さん、田中優希さん、木村研さん

 

【1年Bチーム】M1 石坂南果さん、黒瀬隼吾さん、中村みことさん、林仁和さん、邵 雨晴さん

 

熱戦の結果です。

■部門賞

ハード部門(胸骨圧迫強度60㎏)

1位 石井菜々子さん(M1)

2位 髙木政志さん(M4)

2位 邵 雨晴さん(M1)

 

■2人法部門

3位 1年生Aチーム(六笠さん、福田さん、木村さん)

 

4か月間にもわたり、チームの皆でBLSのトレーニング積んできたことは、スキルだけでなくコミュニケーションにおいてもとても貴重な経験になり、各自の自信になったと思います。

一次救命処置、二次救命処置のトレーニングも当センターで行うことができます。医師だけでなくコメディカルの部署、研修医の先生や学生さんにも気軽にご活用いただけますと幸いです。