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ジョンズ・ホプキンス大学ドクターとの懇談会を開催!NEW Release!!

医学や公衆衛生学で世界的に権威のあるアメリカのジョンズ・ホプキンス大学より3名の医師が、11月4日より2週間にわたり順天堂大学に来訪しており、その期間に「ジョンズ・ホプキンス大学ドクターとの懇談会」を開催いたしました。対象は、本学の連携校をはじめとする、英語や医学に関心の高い高校性45名。海外で医学を学びたい、米国の医療を知りたい、医師の人生についての話聞きたい、実際に医師と英語で対話したい、などの期待をもって応募してくださいました。

講師は、3年目のご講演となる胸部外科教授のMalcolm Brock先生と、初めての登壇でいらっしゃる神経放射線科教授Haris Sair先生、肺移植外科准教授のErrol Bush先生です。

 

11月11日(火)の講演A、講師はMalcolm Brock先生です。「あきらめない心-米国外科医師が伝える生き方」をタイトルに、医師として夢とモチベーションを維持するために先生が毎日欠かさず行っていることをお話してくださいました。そして継続することの大切さや夢を持つことの素晴らしさをご教示くださいました。

 

講演Bでは、Haris Sair先生に「AIの最前線-米国の医療現場から」、Errol Bush先生に「米国の肺移植手術の現場を知ろう」をテーマにご講演いただきました。Haris先生には放射線科におけるAI活用の現状や将来的なビジョンをレクチャーいただきました。Errol先生は肺移植の現場についてスライドを使ってお話くださり、チャーター便でドナーのもとへ移植片を取りに行く様子やレシピエントへの移植手術の様子を解説してくださいました。

 

最後に各先生とグループに分かれて質問会を行いましたが、質問する高校生の熱意や英語力が大変素晴らしく、次々と質問が出てセッションが盛り上がっていました。

 

 

11月12日(水)は講演Aのみを開催。前日と同じ講演テーマでしたが、高校生から出た質問は、講義内容(AI活用の現状と未来、肺移植手術)についての先生のお考えだったり、先生の現場で大事にされていることなど、「医師」としての先生個人にフォーカスを当てたものが多かった印象です。

 

 

最後に参加された生徒さんの感想をご紹介いたします。

・AIの活用や肺移植医療の最前線について直接伺うことができ、医療の可能性と人の力の大切さの両方を 感じました。今後、自分も日本だけでなく海外の医療にも貢献できるように努力していきたいと思います。

・Malcolm先生の講演では医師として大切なこと以前に、目標に対して情熱を持ち、短期間の目標と長期間の目標を定めて、構成することが大切だと強調されていました。 その様子が特に印象に残り、その熱意にとても感動しました。

・ちょうど進路に迷っている時期だったので、モチベーショナルな言葉をもらって役に立った。先生が教えてくださったことを実践して、なりたい自分に近づけたらいいなと思いました。

・Thank you very much for your inspiring talks. I was deeply impressed by your insight into the future of medicine with AI and transplantation. Your talk encouraged me to keep pursuing my dream in medicine. I hope I will have the opportunity to visit Johns Hopkins University and see you again in the future.